焼きそばは手軽に作れるし、誰が作ってもおいしいので、家での昼食などで食べることが多いですよね。
誰が作ってもそれなりにおいしいから、あまりレシピを気にせず、みんなそれぞれ我流で作っていると思います。
でも、焼きそばって、こだわって作ると同じ材料でもまったく違ったものになるってしってました?
「侠飯」のレシピどおりに作ってみると、いつものやきそばが格段にレベルアップしますよ。
材料に豚バラは外せない
豚肉とキャベツと麺。
材料はいつもの焼きそばの材料と何も変わりません。
でも、豚肉は「豚バラ」を使いましょう。
「豚小間」とか「豚ロース」とかも試してみましたが、圧倒的に「豚バラ」がおいしいです。
「豚バラ」から出た油が麺とキャベツに絡むことで焼きそばはおいしくなるようです。
「豚小間」や「豚ロース」ではさっぱりしすぎて物足りなく感じます。
下ごしらえがレベルアップのコツ
「豚バラ」1cm幅に切り、「キャベツ」は1cm角に切ります。
小さく切ったほうが焼きそばの麺と具材が一体化しやすいのでおいしくなります。
めんどくらいからと大きく切ってしまうと、麺と具材がバラバラになってしまって焼きそばとしての一体感が無くなります。
「麺」は酒をふりかけてほぐします。
酒をふりかけてもみほぐすことで焼きそばの味が洗練されたモノになります。
ほんと、まったく違った味になるのでぜひ試してみてください。
あらかじめほぐしておくことで炒めやすくもなります。
(フライパンの上でほぐすのってたいへんですよね)
麺を先に焼くと食感違いを楽しめる
麺は先に一度焼いておきます。
ちょっと焦げるくらいにすると、麺に食感の違いが出ておいしいです。
かた焼きそばを作るようなかんじですかね。
片面がきつね色になったら、裏返して、両面きつね色になったらいったんフライパンから取り出します。
その後は豚バラをきつね色になるまでよく焼いて、キャベツを入れて、十分炒めたら先ほど焼いておいた麺を投入します。
ソースへのこだわりも楽しみの一つ
漫画の中では、ソースは「ウスターソース」と「中濃ソース」のブレンドで作られていました。
ソースはいろいろと試してみるとおもしろいですね。
自分はオタフクの「お好み焼きソース」で作るのが好きです。
かなり甘めな焼きそばになります。
柳刃さんより〆のお言葉
▲「侠飯」第3巻より
「(焼きそばは)お前たちが思っているほど、簡単なものじゃない」