おっさんズらいふ

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【簡単に分かる】ディズニーアニメ版『美女と野獣』あらすじと魅力

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ディズニーアニメの中で自分が一番好きなのが「美女と野獣」です。

エマワトソンが主演を務めた実写版「美女と野獣」で泣いてしまい、そのあとアニメ版「美女と野獣」を見てまた泣いてしまったのは自分です。

何回観ても泣けてしまうんですよね。

ベルの気持ち、野獣の気持ち、それぞれに寄り添って観るとそれぞれ違った形の感動が味わえます。

 

美女と野獣の原作

ディズニーアニメ版の「美女と野獣」には原作があります。

ボーモン夫人により1756年に出版された「美女と野獣」が原作になります。

いちばんはじめに「美女と野獣」を書いたのはヴィルヌーブ夫人という方で、1740年に出版されているのですが、話が長く、一般受けする内容ではなかったため、ボーモン夫人の書いた「美女と野獣」の方が広く世間で親しまれるようになったようです。

 

ディズニーアニメの「美女と野獣」は、ボーモン版のお話からもだいぶ変更されていて、登場人物も原作とはかなり違っていますが、現代社会にも通ずる問題点もそれとなく埋め込まれていて、非常に見ごたえのある仕上がりになっています。

 

【簡単に分かる】美女と野獣あらすじ

むかしとあるところに、美しいが心の冷たい一人の王子様がいました。ある日、見にくい老婆がやってきて、一本のバラを差し出し一晩止めてほしいと頼みましたが、王子は老婆の姿が醜いことを理由に断ります。すると老婆は美しい魔女に変わり、王子は魔法で野獣に変えられてしまいました。

 

それから何年もの月日が経ちました。毎日を小さな村で暮らすベルは、いつも本を読んでいて、村で一番ハンサムな青年ガストンからの求婚を相手にせず、村人たちからは、村一番の美女だが、ちょっと風変わりだと思われています。彼女の愛する父モーリスは発明家で、自分が発明した道具を町のお祭りに出品するため出かけましたが、嵐に合い、野獣の城に迷い込んでしまい・・

 

美女と野獣の魅力

世界中で大ヒットし、自分も大好きな美女と野獣ですが、その魅力はどこにあるのでしょうか?

①主人公ベルの性格が良い

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まあ正直に言うとディズニープリンセスで誰が一番かわいいかって、ベルだと思います。知的美人。素敵ですよね。村人からは変わり者扱いされる主人公ベルですが、気が強く好奇心の強い女性であり、これまでのディズニー映画の(シンデレラや白雪姫、眠れる森の美女など)『プリンセス』像とは一線を画すタイプです。ガストンとも野獣とも対等に言い争える主人公ベルの姿は、現代女性の理想の姿であり、多くの女性の共感を呼んだようです。おそらく女性のファンが一番多いプリンセスではないでしょうか。のちに実写映画化される『美女と野獣』ですが、主人公ベルを演じるエマ・ワトソンは、『シンデレラ』のオファーもあったが断り、『美女と野獣』のベルのオファーは自分の理想とする女性像に近いため引き受けたと言っています。逆に言うとそれだけ女性にも人気が高いのが主人公ベルと言えるのではないでしょうか。

②実は気の弱い野獣がかわいい

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野獣は登場当初はよく怒鳴るのですが、これは気が弱いから怒鳴るのではなく、実は繊細で非常にナイーブなタイプだからのようで、実は気の弱いタイプです。ベルとの言い争いでは完全に言い負かされてしまったり、ベルと野獣が仲良くなっていく過程を描いた場面でも、ベルがイニシアティブを取っているシーンが多く描かれています。完全にかかあ天下っていう様子です。一見強そうな野獣がもじもじしている様子は、ギャップがあっておもしろいです。

③コミカルで優しい家臣たちがほっこりする

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燭台のルミエール、置時計のコグスワース、ポットのポット夫人とティーカップのチップ。美女と野獣にはたくさんの魅力的な野獣の家来たちが登場します。非常にかわいいわき役たちが周りを固めることで、美女と野獣のともすればシリアスに偏りすぎてしまう嫌いのあるお話にコミカルで楽しいシーンを加え、緩急のあるストーリーになっています。

④ミュージカルの演出レベルの高さ

美女と野獣はミュージカル仕立てでストーリーが進んでいきます。このミュージカルのレベルの非情に高いところが、美女と野獣の一つの大きな魅力と言えるでしょう。ひとつひとつの音楽が流れるだけで、美女と野獣のどのシーンかを思い出すことができます。音楽だけを切り取っても一つの作品として売り出せるくらいの完成度の高さです。 

⑤CGと手描きの融合したアニメのやさしくもきれいな画像

美女と野獣は当初、食器たちのエンターテイメントのシーンや、ベルと野獣のシーンは当時最先端のコンピューターグラフィックス(CG)を用いて描かれたことで話題をよびました。今では貴重な手描きアニメーションと、CGの融合した作品です。手描きならではの温かみと、CGのきれいなグラフィックスを違和感なく綺麗に融合させているところがすごいです。

 

【ネタバレ】美女と野獣あらすじ

ココからはネタバレあらすじとなります。

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あらすじ①父の身代わりに

野獣の城に迷い込んでしまったモーリスは、野獣に囚われの身となってしまう。モーリスを連れて行った馬だけがベルのもとに戻り、異変を察するベル。馬を走らせ父の元に駆け付けたが、父は幽閉されており、恐ろしい野獣が姿を現す。その姿に恐ろしさを隠せないベルだが、父の身代わりになると申し出る。

 

モーリスは解放され、村へ戻る。村で野獣のことを話し、ガストン達村人に助けを求めるが誰も相手にしてはくれなかった。

あらすじ②狼に襲われて

ベルはお城の中で悲嘆に暮れていたが、野獣の家来たちの温かいもてなしを受ける。落ち着きを取り戻したベルだが、家来たちに行ってはいけないと言われた西の塔へ行ってしまう。そこには一輪の花があった。その一輪の花がすべて散ると、王子は野獣から永遠に戻れなくなってしまうのだ。そんなことを知らないベルは、そのあまりの美しさに思わず手を触れようとしてしまう。その姿を野獣に見られてしまう。

 

命の次に大事なバラにベルが手を触れようとしたことに野獣は激怒。そのあまりの恐ろしさに思わずベルは城を飛び出してしまう。しかし村へ帰ろうとする途中、ベルは狼に襲われてしまう。複数の狼に襲われ、絶体絶命のベル。そこへ野獣が現れる。野獣とは言え、多数の狼に襲われて苦戦するも、なんとか狼を追い払うことに成功したが、深い傷を負い野獣は倒れてしまう。 

あらすじ③何かが生まれて

ベルは野獣を城へ連れて帰り、手当をする。互いに相手が悪いと罵り合うが、ベルが「でも、命を助けてくれてありがとう」と伝えたことで、野獣の心に変化が現れる。

その後お互いに打ち解けあっていく。ベルは野獣は本当は優しい性根を持っていることに気づき、野獣はベルが自分を野獣だからというだけで遠ざけない優しい心の持ち主だと知る。

 

野獣はベルのために何かできないかといろいろと心をめぐらし、彼の持つ大量の本をベルにプレゼントする。次第にひかれあい、二人だけの舞踏会を開く。そして、いよいよ野獣が告白をしようとしたとき、優しい彼はベルの寂しげな表情に気づく。

あらすじ④ガストンの陰謀

ベルは野獣との楽しい日々の中でも、父のことを思っていた。彼女の気持ちを知った野獣は魔法の鏡をベルに渡す。見たいと思ったものを念じれば、その姿を映す魔法の鏡。そこに映ったのはベルを探し森でさまよってしまい、病気で死にそうなベルの父モーリスだった。

 

ベルの父モーリスの状況を知った野獣は、もうすぐ枯れそうなバラの花を見つめながら言う。「すぐにお父さんのところに行きなさい。君はもう自由だ。囚人ではない」

ベルは野獣にお礼を言うと、すぐさま父モーリスの元へ駆けていった。森の中で父を見つけ、家に連れて帰り看病することで、モーリスは病気から治った。

 

しかしそこに、父親を精神病院に入れるのを止める代わりにベルを自分と結婚させるという卑劣な罠を用意したガストンが現れる。父親は野獣がいるなどという妄言を履いており、気が狂っているというのだ。

あらすじ⑤野獣の危機

連れていかれそうになるモーリス。ベルは魔法の鏡を取り出して、野獣の姿を村の人たちに見せる。優しくて親切な友達だと説明するベル。しかし察しの良いガストンは、ベルが野獣に惚れていることに気づく。彼は、野獣は村を襲うので殺してしまおうと村人を扇動する。

 

ガストンと村人達に襲撃されるお城。村人たちはお城の家来たちの活躍で追い返すことに成功するが、ガストンは城内に侵入、野獣を発見する。ベルが去り、まるで無抵抗な野獣に対しガストンは一方的に攻撃を仕掛け、塔の下に野獣を蹴り飛ばす。一方的な攻撃を受け続ける野獣だったが、ガストンを止めようとしたベルが戻ってきた姿を見た野獣は力を取り戻し、逆にガストンを追い詰める。追い詰められて許しを請うガストンに「城から出ていけ」と言い、野獣は塔の上にいるベルの元へ向かう。

あらすじ⑥一目会えれば

戻ってきたベルの手を取り、喜ぶ野獣。が、卑怯なガストンはそんな油断をしている野獣の背後から短剣を突き刺した。痛みに叫ぶ野獣。その拍子にガストンはバランスを崩し塔の下に落ちていく。ベルは野獣のマントを掴み、なんとか彼を城内に運び込む。しかし野獣は既に瀕死の重傷を負っていた。「良かったんだ、これで楽になれる」「もうひと目だけ会えればと思っていた」そういって野獣は息を引き取る。

 

「一人にしないで、愛してるわ」ベルは死んでしまった野獣に泣きながら訴えかける。その瞬間、最後のバラの花びらが落ち・・魔法が解ける・・野獣は王子に戻り生き返ったのだった。

 

美女と野獣の登場人物

美女と野獣の主な登場人物です。()内は、アメリカ、日本での声優です。

ベル(ペイジ・オハラ/伊東恵理)

本作の主人公。ベルという名前は「美しい」という意味。容姿だけでなく心も美しい女性。読書と空想が好きで、村の人からは変わり者だと思われている。気が強く好奇心の強い一面を持ち、野獣やガストンと堂々と渡り合う。囚われた父の身代わりとなり、野獣に囚われの身となるが、野獣の優しい一面に気づき、心を通わせ、最終的に野獣と結ばれる。

野獣(ロビー・ベンソン/山寺宏一)

もともとは王子だったが、冷たい性格が災いし魔女に野獣にされてしまう。魔女から受け取った一本のバラがすべて散るまでに真実の愛を学ばなければ永遠に野獣のままで人間に戻ることができない。自分の容姿に絶望し、モーリスの身代わりとなったベルにもはじめは心を開けなかったが、彼女が狼に襲われた際に助けたことがきっかけとなり、次第にベルに心を開けるようになる。次第に人間的にも成長し、まもなく完全に散りそうなバラを見つめながらも、「ベルを愛している」という理由から彼女を開放する。最後はガストンに騙され致命傷を負うが、ベルの愛の言葉により傷は治り、人間に戻ることができた。

ガストン(リチャード・ホワイト/松本宰二)

村人が慕う美青年だが、粗暴な性格でベルからは嫌われており、何度も結婚を申し込むがフラれている。なんとしてもベルと結婚しようと、卑劣な罠をしかけ、モーリスを精神病院に入れてほしくなければ結婚しろとベルに迫る。最終的には村人たちを扇動し野獣の城に攻め込み、野獣に致命傷を与えるが、そのときにバランスを崩してしまい城の塔から真っ逆さまに落ちていってしまう。

ルフウ(ジェシー・コーティ/中丸新将)

ガストンに付き従う子分的存在。常にガストンを持ち上げ彼に付き従うが、野獣の城に攻め込んだ際に野獣の家来たちに反撃され、ガストンを置いて逃げ出してしまう。

モーリス(レックス・エバーハート/あずさ欣平)

発明家。娘想いの優しい父親で、ベルからも慕われているが、村の人々からは笑い者にされている。森で道に迷い野獣の城にたどり着くが、野獣に不法侵入の罪で囚われてしまう。身代わりになったベルを助けようと村人たちに助けを求めるが誰も信じてくれず、一人でベルを助けに行こうとして森で行き倒れてしまう。

ルミエール(ジェリー・オーバック/江原正土)

スマートで陽気、ダンスと歌に加えてゲストへのもてなしも得意。機転を利かせることができるタイプ。規則を気にしない大らかな性格から几帳面で律儀な性格のコグスワースとは度々ぶつかっているが、なんだかんだで気は合う様子。城が攻撃された際には彼のアイデアで村人たちを撃退した。

コグスワース(デヴィッド・オグテン・スティアーズ/熊倉一雄)

ルミエールと反対で、規則を律儀に守ろうとするしっかり者のタイプ。ルミエールとはよくぶつかるが、友達だと思っている。

ポット夫人(アンジェラ・ランズベリー/福田公子)

チップの母親で優しい性格。父親と別れ辛い思いをしているベルに寄り添い、彼女に母親のように接する。野獣の家来の中で野獣に直接意見の言える人物。

チップ(ブラッドリー・ピアース/山口淳史)

ポット夫人の息子。ベルに懐いていて、ベルが城を去り家に帰る際にこっそりついていく。ベルとモーリスがガストンに閉じ込められてしまった際、彼らをモーリスの発明品を使って救い出した。