いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

「ぷらっとこだま」に実際乗ってみた 乗車体験レビュー

ぷらっとこだまを使ってゴールデンウイークの帰省をしてきました。

ぷらっとこだまは安くてよいのですが、ふつうの切符とは違った制約が各種あります。

場合によっては、せっかく安く買ったのに、かえって高くついちゃうことも・・

というわけで今回は、ぷらっとこだまのレビューや、デメリットや注意点についてまとめてみました。

ぜひデメリットや注意点をきちんと把握して後悔のない旅行を楽しんでください。

 

 

新幹線を堪能するという視点で考えればこれはこれでアリ

そもそも「こだま」に乗る時点で覚悟しとけよって話ですが、「こだま」はほんとにいくつもの「のぞみ」に追い抜かれますから、せっかちな人には向かないかもしれません。

追い抜かれても追い抜かれても気にしない寛大さが求められます。

名古屋から東京の間で10本くらい追い抜かれるし、すべての駅でのぞみの追い越し待ちがあるようなかんじです。

時間がかかる=新幹線を堪能できる、くらいに考えておくとよいと思います。

自分の場合はグリーン車に乗って優雅な旅を楽しみました。

ちなみに、今の「こだま」は「のぞみ」や「ひかり」と同型の車両を使っていて最新設備ですからふつうに快適です。

問題は車内で時間をつぶすことができるか?ってとこですね。

酒飲んで寝る、読書する、映画見る・・時間をつぶす方法がない人はつらいかも。

 

指定された乗車日・区間・列車・座席しか使えない

ぷらっとこだまは乗車券じゃなくて「旅行券」扱いなんですね。

だから、指定された新幹線の指定された座席しか乗車できないんです。

つまり、遅れたらアウトということです。

自分も今回は帰りの新幹線がぎりぎりになってしまい焦りました。

実は改札口についても規定がある(後述しますが、JR東海の改札である必要がある)ので特に東京駅では迷わないように注意です。

以下のように悲惨な思いをした人もいるので、くれぐれも遅れないように気を付けてください&予約する新幹線は慎重に選びましょう。

english-designer.com

途中乗降はできない

ぷらっとこだまは途中乗降できません。

パッケージ旅行扱いだからなんですね。

東京→名古屋間の予約をしたら、東京駅で乗って名古屋駅で降りるしかありません。

品川駅で乗って掛川駅で降りることはできないのです。

 

自由席の利用は不可

まあわざわざ自由席に乗りたがる人も少ないかと思いますが、隣の人が嫌だから自由席に行こうかな・・というのはダメです。

決められた座席に座らないとダメなわけですね。

これもパッケージ旅行扱いだからだそうです。

 

予約変更はできない

遅れそうだから予約の変更をしよう。

そういった臨機応変な対応はできません。

基本的にいったん解約して再契約するしかありません。

だから、予約の際には慎重に新幹線を選ぶ必要があります(2度目)

 

新幹線専用の改札口しか使えない

私は今回、これで遅れかけました。

JRには駅の外から直接新幹線に入れる新幹線専用の改札と、在来線を経由して駅内を通って新幹線に入れる改札と2種類あります。

たぶん何気なく使ってるのは在来線経由のものが多いと思います。

なので、新幹線専用の改札口ってわかりにくかったりするんですよね。

下にリンクを載せておきますので、お出かけ前に必ずチェックしておいてください。

www.jrtours.co.jp

こだま号はお弁当お菓子飲み物の車内販売はない

こだま号にはお弁当お菓子飲み物の車内販売がありません。

ぷらっとこだまのチケットをもらったら、ドリンク無料引換券でドリンクを購入しておくことをお忘れなく。

また、軽食やお弁当類もできれば購入しておいた方がよいでしょう。

ちなみにこだま号はけっこうな頻度でのぞみ号の通過待ちをするので、その際に駅の売店で購入するという手もあります。

ameblo.jp