トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館は同じ愛知県にあります。
おなじトヨタなので内容も同じかと思いきや、じっさいにはかなり違った内容になっていました。
今回、両方とも行ってみたので、それぞれの違いについて記事にしてみました。
場所がたいぶ違う
トヨタ博物館は名古屋市のお隣の長久手市にあります。
名古屋駅からは電車で1時間弱です。
近くに「長久手古戦場跡」もあります。
トヨタ産業技術記念館は名古屋市にあります。
名古屋駅からも歩いて(徒歩16分、地下鉄で8分)行くことができます。
扱っているテーマが違う
トヨタ博物館とトヨタ産業技術記念館は扱っているテーマが似ているようでけっこう違います。
トヨタ博物館は「自動車」の展示がメインであるのに対して、トヨタ産業技術記念館は「産業機械」の展示がメインになっています。
なので、トヨタ博物館はクラッシックカーがたくさん展示されているのに対して、トヨタ産業技術記念館は自動車製造機械だけでなく、織機の展示(トヨタはもともと繊維機械の会社が発祥だった)がされています。
どちらも規模は同じくらいなので、じっくり見て回ると2時間くらいはかかります。
どっちがおススメ?
どちらもおもしろかったのでぜひ両方訪れてほしいですが、両方行く場合は1日かかると思います。
どちらか片方だけに行くなら、理系・子供連れの人はトヨタ産業技術記念館がおススメですし、文系・カップルの場合はトヨタ博物館がおススメです。
トヨタ博物館は名古屋駅からは遠いので、時間の制約がある場合はトヨタ産業技術記念館が良いと思います。
トヨタ産業技術記念館は、さきほどお話ししたとおり、産業機械の展示がメインとなるので、理系、特に工学系の方にはとても面白いと思います。
また、テクノランドという子供が遊びながら学べる体験型スペースがあるので、子供連れにもおすすめです。
いっぽう、トヨタ博物館は、完成した車が年代ごとに順を追って展示されていて、車の歴史・文化に触れることが出来ます。
車の機械的構造に興味がなくても楽しめるので文系の方におすすめです。
ロマンチックなクラッシックカーがたくさん展示されているので、デートで利用しても良いのではないかと思いました。