毎月25万円の投資信託を購入しています。
購入している投資信託は同じなんですが、クレジットカード払いにするとポイントがもらえるので、証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、AUカブコム証券の4社に分けています。
だから自分、4社それぞれのサービス内容に無駄に詳しいです。
ところでみなさん、投資信託を購入するとき、当然手数料は気になりますよね?
今回は4つのネット証券を使いこなす?自分が、ネット証券の投資信託の手数料について、解説していきたいと思います。
投資信託の手数料とは?
投資信託の手数料は3種類あります。
販売手数料・信託報酬・信託財産留保額の3つです。
それぞれどういう手数料かを把握しておきましょう。
販売手数料
証券会社や銀行などが、投資信託を販売した時に受け取る手数料です。
販売手数料が3%の場合は、100万円購入すると3万円の手数料がとられます。
投資信託の販売手数料は、同じファンドでも、どこの銀行・証券会社で購入しても同じというわけではなく、それぞれの販売会社ごとに違います。
つまり、A銀行では3%の販売手数料でも、B証券では0%ということもあります。
ちなみに、販売手数料が0%のファンドをノーロードファンドと言います。
信託報酬
投資信託を運用中に、販売会社・運用会社・信託会社に払う手数料を信託報酬と言います。
販売会社とは、投資信託を販売する会社のことで、銀行や証券会社など。
運用会社とは、投資信託の運用をする会社のことで、○○アセットマネジメントなどの名前の会社が多いです。
信託会社とは、投資信託の財産を実際に預かっている会社のことで、信託銀行が担っていることが多いです。
信託報酬は投資信託の保有期間中ずっとかかり続けるコストになります。
販売目論見書などには年率での信託報酬が記載されています。
信託報酬はインデックスファンドは安く設定されているのに対して、アクティブファンドは高めに設定されていることが多いです。
信託財産留保額
投資信託を解約した時にかかるコストです。
厳密には手数料ではなく、投資信託に残していくお金なので、投資信託の価格(基準価額)に反映されます。
信託財産留保額が0のファンドもあります。
ネット証券の投資信託にかかる手数料は?
ネット証券で投資信託を購入・保有した時の手数料はどうなっているのでしょうか?
各社違いがあるのか・ないのか、調べてみました。
ネット証券の販売手数料はどうなっているの?
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、AUカブコム証券の投資信託の販売手数料は、全社原則全ファンド無料でした。
つまり、上記4つのネット証券なら、どこで投資信託を購入しても販売手数料は無料ということになります。
すべてノーロードファンド。
ネット証券ってすごいですね。
信託報酬はファンドごとに決まっているので全社一律
信託報酬はどうなのでしょうか?
実は投資信託の信託報酬は、各ファンドごとに決まっているので、どこの販売会社で購入しても一律です。
つまり、銀行で購入してもネット証券で購入しても、信託報酬はまったく同じなのです。
たとえば、自分の購入している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はどこの証券会社で購入しても信託報酬は0.0968%です。
投資信託の保有残高に応じてポイント付与しているところは?
では、投資信託を購入するだけならどこの証券会社で購入しても同じなのでしょうか?
実は販売手数料では差がつかなくなっているので、各社、投資信託の保有残高に応じてポイントを付与し、差別化を図ろうとしています。
なお、全般的にポイント還元率が高いのはSBI証券で、そもそも保有残高に応じたポイント付与をやめてしまったのが楽天証券です。
積立投資をする際のクレジットカード払いでのポイント還元率はマネックス証券やAUカブコム証券の方が高いので、投資信託の一括購入をするならSBI証券、自分のようにクレジットカード払いで積立投資をするならマネックス証券やAUカブコム証券がおすすめです。
SBI証券
月間平均保有金額 |
1,000万円未満 |
1,000万円以上 |
---|---|---|
通常銘柄 |
0.10% |
0.20% |
SBIプレミアム |
0.15% |
0.25% |
その他指定銘柄 |
ファンド毎に当社が指定した付与率 |
マネックス証券
AUカブコム証券
月間平均保有残高 | 100万円未満 | 100万円以上~ 3,000万円未満 |
3,000万円以上 |
---|---|---|---|
通常銘柄 | 0.05% | 0.12% | 0.24% |
0.005% |