ちょっと大事な物を送るとき、レターパックや簡易書留は便利ですよね。
でも、レターパックって青と赤の2種類あるし、簡易書留とはどう違うのか?
実はそれぞれ違った特徴があるのですが、よく分からずに使っていませんか?
仕事柄、レターパックの違いについて聞かれることが多いので、いろいろ調べたので、レターパック赤・青・簡易書留のちがいを一覧表にまとめました。
表に記載はありませんが、レターパック赤・青・簡易書留とも、日曜日や祝日にも配達されます。
さらに詳細を知りたい方は、続きをご覧ください。
レターパック赤・青の正式名称
レターパックの赤と青にはそれぞれ正式な名称があります。
レターパックの赤いものの正式名称はレターパックプラス。
レターパックの青いものの正式名称はレターパックライトと言います。
レターパックは簡易書留ともよく似ているので、レターパック赤・レターパック青・簡易書留でそれぞれ比較してみることにしました。
レターパック赤・青・簡易書留の違い
レターパック赤・青・簡易書留の違いを「料金」「お届けスピード」「追跡サービスの有無」「厚さ制限」「重量制限」「補償の有無」「投函方法」という項目ごとにまとめました。
料金の違い
レターパックの赤と青、簡易書留はそれぞれ値段が違います。
レターパック赤(レターパックプラス)は1枚520円となっています。
レターパック青(レターパックライト)は1枚370円。
レターパック赤(レターパックプラス)はレターパック青(レターパックライト)に比べると150円ほど高くなっています。
簡易書留は通常の郵便料金+320円で配達することができます。
レターパックを簡易書留と比べた場合、定型外規格内(コンビニ等で売っているA4サイズ大の封筒)で100g以内であれば簡易書留の方が安いです。
お届けスピードの違い
レターパック赤(レターパックプラス)およびレターパック青(レターパックライト)は速達並の早さで届けてくれます。
たとえば、1日の午後に東京から鹿児島への郵便を出した場合、レターパック赤(レターパックプラス)は翌日の午後には届けてくれます。
レターパック青(レターパックライト)もほぼレターパック赤(レターパックプラス)並みの早さで届けてくれます。
レターパックも書留も、日曜日や祝日も配達しくれます。
簡易書留の場合、配達速度は普通郵便と同じです。
普通郵便の場合は上記の例で言うと翌々日の到着になります。
追跡サービスの有無
レターパック赤(レターパックプラス)や簡易書留の場合は、手元に追跡番号を控えておくことで、インターネットなどから配達状況を確認することが出来ます。
郵便物の配達も対面の手渡しで届けてくれるので、郵便物が届かなかったり、分からなくなったりするリスクは極めて低いでしょう。
レターパック青(レターパックライト)の場合も追跡サービスがありますが、配達はポストに投函することになるので、郵便物紛失のリスクは小さいけれども存在します。
厚さ制限
どこまでの厚さのものを送付することができるのかは、郵便の種類によって決まっています。
レターパック赤(レターパックプラス)は、厚さ制限がありません。
3cm以上になるとポストに入らなくなりますが、郵便局の窓口にもっていくと受付してくれますし、電話をすれば集荷してくれます。(レターパックプラスの裏面に小さく書いてあります。集荷方法については後述)
レターパック青(レターパックライト)の場合は、厚さ制限があり、3cmまでです。
簡易書留の場合は、普通郵便に準じます。
普通郵便は最大で、縦60cmで、「横+厚さ」が30cm以内と決まっています。
重量制限あり(4㎏まで)
郵便物には、取扱できる重量に制限があります。
レターパック赤(レターパックプラス)には重量制限があります。
4㎏が最大です。
レターパック青(レターパックライト)も簡易書留も同じです。
実は、郵便物は4㎏が最大重量になります。
補償の有無
レターパック赤(レターパックプラス)・レターパック青(レターパックライト)には実損(無くなったり壊れたり)が発生しても補償はありません。
簡易書留であれば実損5万円までが補償されます。
高価なものを送りたいのですが、万一の場合の補償はありますか? - 日本郵便
郵便窓口かポストに投函か
レターパック赤(レターパックプラス)、レターパック青(レターパックライト)はポストに投函することが出来ます。
簡易書留は郵便窓口に出向く必要があります。
レターパックがポストに入らなかった場合の対処法は、以下のリンクをご参照下さい。
これで解決!レターパックが郵便ポストに入らなかった時の対処法 - おっさんズらいふ
レターパック赤・青・簡易書留の知っとく情報
レターパック赤・青・簡易書留のおトクな情報をまとめました。
知ってるようで知らない郵便知識をどうぞ。
レターパック赤(レターパックプラス)は集荷してもらえる
レターパック赤(レターパックプラス)は集荷してもらえます。
電話・ネット・LINEの3つの方法があります。
電話:0800-0800-111
ネット:Web集荷サービス
LINE:LINEで郵便局 | 日本郵便株式会社
簡易書留は返信用封筒でも使える
企業などから切手添付不要の返信用封筒が送られてきた時に、普通郵便でなく簡易書留で送りたいばあいは、返信用封筒を郵便局窓口に持っていき「簡易書留にしたい」と伝えれば、普通郵便の料金を負担せずに簡易書留扱いとすることが出来ます。
レターパックは金券ショップで買うと安い
レターパックは金券ショップで購入することが出来ます。
1枚当たり10円~20円程度安くなります。
会社などで大量に使う場合は、金券ショップでまとめ買いすると経費節減になります。
レターパックは再利用できる? できない? - おっさんズらいふ
レターパックはコンビニで買えるの?
レターパックが必要だけど、郵便局は閉まってる。
そんな時にはコンビニだ!
コンビニならきっと売っている・・のかな?