住宅ローンの審査を申し込む時に聞かれる「貯金額」
わざわざ口頭で聞いてくることは少ないかもしれませんが、住宅ローンの申込書にはしっかりと金融機関名と貯金額を書く欄が設けられています。
いったいなぜ銀行は貯金額を聞いて来るのか・・
これで審査に影響が出たりしないのか・・
間違えて書いちゃったらまずいのか・・
さほど審査に影響はない
住宅ローンを申し込むときに貯金額を聞かれるのは嫌だなあとか、なんで聞かれるんだろうとか、いろいろ思いますよね。
銀行員として10年勤めた経験から言うと、貯金額は審査に大して影響はありません。
じゃあなんで聞くのって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、住宅を購入する際には諸費用がかかりますよね。
その諸費用分の貯金はあるのかを確認しているのだと思ってください。
なので、ほとんど審査には影響がありません。
通帳コピーは取らない銀行も
通帳のコピーの提出を求められる銀行もあるようですが、自分の勤めていたところは通帳のコピーを提出する必要はありませんでした。
そもそも、通帳のコピーって意味ないんですよね。
いくらでも偽造できますし、通帳は有価証券でなく証拠証券なので、それ自体には価値はないですから。
偽造なんて無理?
いやいや、あんな簡単に偽造できるもんないですよ。
お金を借りて入金して、記帳してコピーすればいいだけなんですから。
だれでもできます。
だから意味ないんです。
正直に書いておけば良し
以上、貯金額を聞くことに大して意味はないことをお伝えしました。
なので、正直に貯金額を書いておいてください。
まあ、こんなことわざわざ言われなくても、ほとんどの人は正直に書いていると思いますが。
別に1円単位で正確でなくてもだいじょうぶです。
55万円なら50万円と書いても60万円と書いても、別に嘘じゃありません。
だって生活費で毎日変動するでしょ?
繰り返しますが、そんなに気にしないでもだいじょうぶなんです。
10万円程度の誤差なら何の問題もありません。
100万円単位で違うのはさすがに感心しませんが。