家を買うときにほとんどの人が利用する住宅ローン。
そんな住宅ローンですが、「やってはいけない」ことがいくつか存在します。
これをやってしまうと後々後悔しますよ。
そんな、住宅ローンを借り入れるときに「やってはいけないこと」についてまとめてみました。
「家賃並み」で住宅ローンを借りる
住宅ローンを「家賃並み」の返済額で借入してはいけません。
なぜなら、家を買うと、もれなく住宅ローン以外にも費用がかかるからです。
主な住宅関連費用は、以下の4つ。
全部合わせると35,000円。
一戸建てなら管理費はかからないけれどそれでも25,000円かかります。
- 管理費・・・・1万円
- 修繕費・・・・1万円
- 固定資産税・・1万円
- 火災保険・・・5千円
60歳以降も働き続ける前提で住宅ローンを借りる
35年の住宅ローンを組むのは一般的ですが、60歳以降も働き続ける前提で住宅ローンを借りるのは危険です。
今は若くて元気でも、歳を取れば働けなくなってしまう状況になる可能性はありますし、60歳以降も今の給与水準で働けるのかよく考える必要があります。
住宅ローンの返済が出来なくなる人は、50代・60代の人が多くなっています。
借入した当初は返済することは問題なくても、10年・20年経った時に年収が減ってしまって返済に窮してしまう。
そういうパターンが多いみたいです。
生活予備費を残さずに住宅ローンを借りる
住宅ローンを出来るだけ借りずに済まそうというのは、大事な心掛けです。
でも生活予備費を残さずに住宅ローンを借入すると、何かが発生した時に手元にお金がなく、結局住宅ローン以外に借入をしてしまうことになります。
基本的には6カ月程度の生活資金を残しておいた方が良いでしょう。
とりあえず変動金利で借りる
変動金利で借り入れることは悪いことではありません。
しかし、金利が上がった場合でも返済できる余裕があるかどうかを考えないで変動金利にしてしまうのは危険です。
変動金利だと金利が安いので余裕で返済が出来ると思いがちです。
でも、将来金利が上がった時にどうするか、そのことを考えないで「とりあえず変動金利」で住宅ローンを借入してしまうと危険です。