いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

将太の寿司の佐治さんは序盤と終盤で人格も顔もまるで別人

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将太の寿司に出てくる佐治さん。

はじめは将太にいやがらせをしてくる先輩であり、将太の最初のライバルとして登場。

将太との新人寿司コンクール出場をかけた三番勝負に敗れ、鳳寿司を出て修行の旅に出ていきます。

打倒将太の執念に燃え、京都代表として再び全国大会で強敵として再登場します。

漫画史上、こんなに顔とキャラが変わってしまう人も珍しいと思います。

 

 

鳳寿司修行時の佐治さん

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小樽から東京の鳳寿司にやってきた将太の前に、まず最初に立ちはだかるのが修行して5年目の佐治さんでした。

最初の頃の佐治さんはマジで嫌な奴。

典型的なパワハラ上司でした。

佐治さんの将太に対する嫌がらせは以下のとおり。

  • 腹を蹴られる
  • 故郷と親父を馬鹿にされた挙句胸ぐらをつかまれる
  • 下膳中、足をかけられ転倒させられる
  • 玉子焼きに使う山芋を隠される
  • 彼女からの手紙を隠して破られる

パワハラというよりもはや犯罪・・

 

鳳寿司を出て修行の旅へ

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パワハラの限りを尽くし将太にいやがらせを続けるも、新人寿司コンクールへの出場をかけた将太との三番勝負に敗れ、佐治さんは鳳寿司を辞め、修行の旅に出ます。

「食べる人への真心」という、将太にあって佐治さんになかったものに気づかされた佐治さんは、各地でいろいろな経験をしながら腕を磨いていきます。

佐治さんの修行の話は「将太の寿司」の中で時折読み切り短編として登場します。

見てくださいこの笑顔。

あの陰険だった佐治さんはいずこへ・・

 

京都代表として全国大会へ

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全国大会編で再び将太と対決する佐治さん。

え?誰?っていうくらい初期と顔と人格が変わっています。

いやいやいや、違う人すぎるやろ!

将太と再度対戦するために、京都代表として新人寿司コンクールに出場。

みごと代表となります。

このころには知らない人がいないレベルの凄腕職人となっています。

ちょっと成長早すぎませんかね・・

ちなみに中学卒業後寿司修行して5年経過+1年経過くらいなので、まだ21歳のはずです・・三十路は確実に過ぎてる風貌ですよね。

 

決勝戦で将太と再対決

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で、紆余曲折を経て全国大会決勝戦で佐治さんと将太は再度対決します。

切島傀や高田早苗といった新キャラも出てきますが残念ながらかませ犬的な扱い。

全国大会編の決勝戦は佐治さんが頭一つ出た存在として描かれます。

しかしそんな佐治さんをナチュラルに超えていってしまう将太。

将太に勝つことだけを目標に鳳寿司を出て厳しい修行をしていた佐治は悔しさをにじませます。

もはや「鬼」と化してしまってます。