貯金する目的がない。
貯金しようと思ってみても、目的が不明瞭で頑張れない。
そんな人も多いみたいです。
たしかに、目的がなければやる気が出ないのは事実です。
でも、ほんとうに貯金する目的ってないのでしょうか?
自分はそれ、目的がないんじゃなくて、気が付いていないだけだと思うんです。
そもそも誰にでも老後は来る
貯金をする目的。
それは誰にでも存在します。
なぜなら老後は誰にでもやってくるから。
老後の生活は年金だけでは不可能で、2,000万円ほど必要とされています。
2,000万円貯めないと老後生きていけないんですから、日本人はほぼ全員が貯金に励まないといけない。
22歳で就職し、60歳で退職、38年間運用とした場合、
年利8%で資産運用するなら、毎月1万円。
運用しないで貯金するならば、毎月5万円。
これだけ貯めないと老後は生きていけない。
日本人って、(資産運用しないと)割とみんなムリゲーを強いられてるんです。
この辺早めに気づくべきだと自分は思ってます。
リストラ・失職する可能性
明日リストラにあったらどうするか。
とりあえず手元にあるお金で生活していくしかありません。
リストラはされなかったとしても、会社が倒産しちゃう可能性だってある。
そういう時に物を言うのはお金です。
よく生活防衛資金って言われますが、まさしく言葉の通りで、6か月分の生活費くらいは準備しておかなければ、失職したとたん、立ちいかなくなることは間違いありません。
独身時に準備しておく金額 120万円
結婚後に準備しておく金額 180万円
家の購入は手付金が必要
家の購入なんて今は全然考えてないし、一生賃貸でよいと思っているかもしれません。
でも、一生賃貸なら、老後に住む家の賃貸料を別途準備する必要があります。
老後2,000万円が必要ですっていう話は、家を保有している前提だからです。
家が購入したくなった時に、手付金が用意できなければ家を買うことはできません。
土地でも建物でも、手付金はだいたい100万円程度であることが一般的です。
諸費用は住宅ローンで借入できるところが増えましたが、こればっかりは住宅ローンで借入することはむずかしく、現金で準備する必要があります。
マンション・戸建ての手付金 100万円
注文住宅(土地から)の手付金 200万円
結婚にも金はかかる
結婚することになるかどうかは、誰にもわからないです。
でも、いざ結婚することになったら結婚式とハネムーンの費用が必要です。
結婚式にかかる費用は平均すると350万円、ハネムーンには100万円ほどの資金が必要です。
親の援助や相手方の負担額にもよりますが、結婚しようと思ったら相当お金がかかることは忘れてはなりません。
子供の教育費を貯める必要性
子供を授かるかどうかはわからないですが、子供が産まれたら子供の教育費も貯金していく必要があります。
特に大学進学時には費用が大きくかかります。
大学進学の費用は私立文系だと500万円程度。
子供が産まれてから18歳までに貯める場合、
18歳まで運用せずに貯めるなら 2.5万円。
18歳まで8%運用で貯めるなら 1.0万円。
以上のようなお金を貯めていく必要があります。
まとめてみると、3,000万円ほど貯金が必要
結婚し、家を購入して、子供を一人育てる場合、必要な貯金額は3,000万円になります。
この金額を無利息で貯めてるとなると、毎月6.5万円貯金する必要があります。
8%の利回りで資産運用をすると、毎月1.5万円ずつ投資していく必要があります。