いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

配当貴族指数に連動するインデックスファンド・ETFまとめ

グーグルで配当貴族指数に連動する投資信託を検索すると、いろんな会社のいろんなファンド紹介ページが出てきて結局なにがあるのかが分かりにくいなって思ったので、グーグルさんの代わりにまとめてあげました。

要約すると、日本には現在4本の配当貴族指数に連動するインデックスファンドとETFがでているようです。

それぞれの商品の内容を知りたい方は、リンクをクリックしていただくと運用会社の商品紹介ページに飛ぶようになっていますのでご参考にどうぞ。

なお、純資産等の情報は、2022年10月30日現在の内容です。

 

 

米国株式配当貴族(野村アセットマネジメント)

www.nomura-am.co.jp

2018年11月14日開始

純資産約750億円

分配年4回

信託報酬0.55%

 

SMT米国株配当貴族インデックス・オープン(三井住友トラスト)

www.smtam.jp

2016年8月30日開始

純資産36億円

分配なし

信託報酬0.605%

 

Tracers S&P500配当貴族指数インデックス(米国株式)(日興アセット)

www.nikkoam.com

2022年10月28日開始

純資産5億円

分配なし

信託報酬0.1155%

 

NEXT NOTES S&P500 配当貴族(野村アセットマネジメント) 

nextnotes.com

2014年11月18日開始

純資産356億円

分配なし

管理報酬0.85%

 

信託報酬・管理報酬に大差あり

コストが商品によって大きな差がある結果となりました。

新発の「Tracers S&P500配当貴族指数インデックス(米国株式)」は他の投資信託よりも年率約0.5%も安いという結果になりました。

0.5%差があるとなると毎月1万円積み立てていたとしたら22万円もの運用益の差になります。

現在純資産残高トップは「米国株式配当貴族」ですが、分配を年4回行ってしまうという運用効率の悪さと信託報酬の高さから、そのうち「Tracers S&P500配当貴族指数インデックス(米国株式)」に純資産残高を追い抜かれるかもしれませんね。

▲年率5%で運用した場合▲

▲年率4.5%で運用した場合(信託報酬0.5%を引かれている)▲