鬼怒川と言えば自然あふれる温泉地として有名です。
が、近年はバブル崩壊や足利銀行の破綻もあいまって、大きなホテル・旅館がつぶれ、観光地としての賑わいには陰りが見られます。
大型の商業施設も温泉地ならではの温泉街といったかんじのものもありません。
しかし、鬼怒川には他の温泉地にはない魅力があります。
それは、いわいる観光地化されていない手つかずの雄大な自然です。
龍王峡へのアクセス
龍王峡へのアクセス方法は電車もしくは車もしくはバスになります。
他にいろいろな観光地を巡りたいアクティブな方は車が良いと思います。
ハイキングコースメインで龍王峡をがっつり楽しみたい方は、疲れるので電車をおススメします。
電車でのアクセス
電車で行くと1時間に1本くらいの間隔で走っている野岩鉄道を利用することになります。
鬼怒川温泉駅から約20分で到着します。
新藤原駅で乗り換える場合もありますが、接続が良いので新藤原駅で待ちぼうけするようなことはなさそうです。
今はリバティーという特急列車も走っているので、数は少ないですが都心から乗り換えなしでやってくることもできます。
帰りの電車は1時間に1本の間隔で走っているので、帰りの電車の時刻表は先にチェックした方がいいでしょう。
車でのアクセス
車でのアクセスの場合も、鬼怒川温泉駅から20分程度で到着するようです。
ご覧のように駅前にたくさんの駐車スペースがあります。
龍王峡入口にある施設
龍王峡の入口にあった施設をご紹介します。
ハイキングマップと、お食事・休憩どころがあるので軽装でも気軽に楽しむことができます。
ハイキングマップと所要時間の案内
駅のそばにあるハイキングマップ。
ハイキングコースは20分、90分、180分などから選べます。
20分のコースでも滝がみられて橋は渡れます。
今回は時間がなく20分コースにしましたが、次回は90分コースに挑戦したいなあ。
川治温泉まで歩いでいく人は3時間コースのようです。
お食事処
龍王峡の入り口では、4軒ほどの食事処が軒を連ねています。
お食事をするもよし、日光天然かき氷を楽しむもよし。
入口にあるので行きがけに声をかけられますが、帰りの電車の待ち時間などに使うのがおススメです。
ハイキングコース入口
コース内に神社があるので、入口に鳥居があります。
食事処の奥の方に入口があるので駅からだとわかりにくかったです。
龍王峡ハイキングは難易度低め
写真だと伝わりにくいですが、けっこう坂道&階段です。
断崖絶壁をぐんぐんと下っていくかんじ。
行きは下りだからいいのですが帰りは登り坂でけっこうきついです。
軽装でも大丈夫ですが、ハイヒールとか小さい子連れで来るのはけっこう大変かも。
軽い山登りくらいの感覚で来た方が良いと思います。
でも、頑張って下って行った先には、こんな景色や・・
こんな景色が待っています。
私の写真力では伝わりにくいかもしれませんが、ほんとうに絶景です。
写真越しでは決して伝わることのない雄大な自然を味わっていただきたいです。
今回はたった20分のコースでしたが、汗ダラダラでした。
駅に戻って食事処で休憩。
日光天然かきごおりです。
日光天然かきごおりはどこで食べてもはずれが無いですね。
700円と若干お高めですが、満足です。
龍王峡はこんな人におススメ
鬼怒川・川治温泉に泊まったら是非とも言っていただきたい龍王峡ですが、特にこんな方たちにおススメです。
ほんとうに感動できる自然にふれたい人
龍王峡の自然はほんとうに感動します。
2,200万年前にできた火山岩が、鬼怒川の流れで削られてできた絶景。
巨岩と清流の美しい取り合わせが見事です。
月並みな言葉ですが、都会の喧騒を忘れリフレッシュできます。
鬼怒川温泉でどこ行くか迷っている人
鬼怒川温泉って、正直あんまり良い観光スポット的なところが近くにないんですよね。
急ごしらえな観光客向けの施設に行くよりは、龍王峡を散策する方が断然おススメです。
なにせここには「本物の自然」が待っています。
【龍王峡の公式HPはこちらから】