梅雨のさなかですが、だんだんと気温が上がってきて蒸し暑くなってきました。
本格的な夏の到来間近といったところですが、こうなってくると食べたくなるのが冷やし中華ですよね。
今年最初の冷やし中華を作ってみました。
自分はいつもラーメンの麺で冷やし中華を作っています。
☝放射線状にならべる? 繊細さ0。でも食べごたえ抜群☝
冷やし中華とラーメンの麺は同じ?
結論から言うとラーメンの麺と冷やし中華の麺は同じです。
なので、レシピサイトなどで冷やし中華の材料には「中華麺」と書いてあるところが多いです。
中華麺には種類があり、冷やし中華を作る際には「生麺」を選びます。
<<中華めんの種類と用途>>
生麺・・ラーメン・冷やし中華
蒸し麺・・焼きそば
また、市販の中華麺には、卵を入れているタイプと入れていないタイプがあるので、そのあたりはお好みで選ぶと良いと思います。
商品の材料欄を見ると卵の使用の有無が分かります。
実は市販とお店で事情が異なる
中華麺はラーメン用も冷やし中華用も同じという話をしましたが、お店では同じ麺を使用していることが多いですが、市販品の「冷やし中華用の麺」は少し細めの麺が売られています。
というのも、実はラーメンと冷やし中華は茹で時間が異なっており、通常の生麺だと、ラーメンは2分ほど、冷やし中華は3分ほど茹でるのが良いとされているからです。
ラーメンは食べるときまで熱いスープに入っているので、麺が余熱でゆだりますが、冷やし中華はゆでた後氷水で締めるので、余熱でゆだりません。
なので、ラーメンの方が生茹でになってしまう可能性が低く(つまり簡単)、冷やし中華の方が茹で時間の加減がむずかしいのです。
ということで、冷やし中華をラーメンと同じ感覚で茹でてしまうと、冷やし中華の方が生茹でになってしまう可能性が高くなります。
市販の冷やし中華用の中華麺は、生茹でにならないように細めになっているのです。
ちなみに、生茹でになってしまうと何がいけないのかというと、生茹でだと食感がボソボソとした感じになってしまいます。
のど越しが大事な麺類においては、致命的なのです。
冷やし中華をおいしく作るコツ
自分の好みが100%反映されているので、万人受けかどうかは分かりませんが、「冷やし中華だけど食べごたえのあるものが食べたい」という方にとっては、おいしいんじゃないかと思います。
麺
冷やし中華用の麺は細いのと、ちょっとお高めな気がするので、自分は食べごたえのある普通の中華麺の付属のタレのないものを使っています。
麺は安いものを買うことで、具材をお高めのものを買えるようにするという狙いもあります。
茹で方のポイントとしては、たっぷりのお湯で、沸騰してから(できれば一食分ずつ)麺を入れることにつきます(ラーメンと同じです)。
出来るだけ高い温度で茹でることで、生茹でになるのを防ぐのです。
小さな鍋しか用意できない場合でも、出来るだけ沸騰させて、ブクブク煮立った状態で麺を投入すると良いです。
麺を入れた後、お湯がふきこぼれそうになったら、指し水をしてあげるとよいですね。
麺の茹で上がり状態は途中で試食して確認しましょう。
水洗いしてからでは遅いので。
麺がゆであがったら、ざるに上げてお湯を流し、流水でもみ洗いします。
麺ののぬめりを取ることで、よりのど越しの良い冷やし中華になります。
タレ
タレは市販品の場合ついていますが、手作りの方がよりおいしい冷やし中華が食べられると思います。
市販品のタレって酸っぱすぎ&しょっぱすぎな気がするんですよね。
手づくりの方が断然美味しいと思います。
しかも、冷やし中華のタレって実はメチャクチャ簡単なんです。
なんせ家に普通にある材料を混ぜるだけですから。
生姜とかレモンはなくても大丈夫ですし、チューブ生姜とかでも代用が効きます。
<<冷やし中華のタレ 2~3人前>>
醬油 … 大さじ4(60ml)
酢 … 大さじ4(60ml)
みりん … 大さじ1(15ml)
砂糖 … 大さじ3
水 … 大さじ2(30ml)
サラダ油 … 小さじ2
ごま油 … 小さじ1
生姜のしぼり汁 … 小さじ1
レモンの果汁 … 小さじ1
具材
冷やし中華はラーメンと違ってトッピングが多いので、作るのがめんどくさいですよね。
ラーメンとちがって意外とメンドクサイ料理です。
嫁さんに「簡単に中華で良いよ」とか言ったらキレられますよ。
自分のこだわりは、ハムは入れないこと。
実家の冷やし中華と言えばよくハムを細切りにしたものが出てきましたが、みんなあれおいしいと思ってんのかなあとよく不思議に思ってました。
冷やし中華のハムっておいしくないと思うんですけど。
なので自分は焼き豚をいれたり、豚バラを甘辛く焼いたものを入れたりしてます。バンバンジーなんかも入れるとおいしいですよね。
卵は錦糸卵が細い方がインスタ映えするのかもしれないですけど、全然気にすることなく分厚い薄焼き卵でつくってます。
そのほうが食べ応えがあっておいしいんですよね。
卵の味がグワっとくる感じです。