いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

ふるさと納税歴5年。ふるさと納税サイトやムック本が語らない2つのコツ

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☝大当たりだった岩手県遠野市のジンギスカン☝

 

ふるさと納税をはじめて今年で5年になりました。

賛否両論いろいろ言われるこの制度ですが、サラリーマンが使える数少ない節税制度として、めいいっぱい活用させていただいています。

さて、5年もやっているといろんなことが分かってきます。

本やサイトにはあまり載っていなくて、やってみないと分からないことってあります。

今回は、これからふるさと納税をする方が、よりオトクに、より楽しくふるさと納税ライフを送っていただくために、本やサイトではあまり触れられていないけれども、実は重要な2つの事実についてをテーマにしていきたいと思います。

 

 

ふるさと納税は、同じ返礼品でもサイトによって必要納税額が違う

ふるさと納税は、自治体に直接お金を振り込むことはまれで、たいていどこかのサイトに利用者登録をして、そこを通じてふるさと納税をする仕組みになっています。

「ふるさとチョイス」とか「さとふる」とか「ふるなび」とか、10以上もサイトはあります。

 

たいていの人は、どこか一つ適当なサイトを選んで使っていると思います。

自分も特に何の気なしに「さとふる」を使っていました。

 

しかし、実はふるさと納税は、サイトによって自治体が払う手数料が違うため、サイトによって、もらえる返礼品がまったく同じでも、納税額に違いがあることもあります。

 

また、サイトによっては扱っていない自治体の返礼品もあります。

サイトによって返礼品の品目数が違うのです。

これもまた気を付けたいポイント。

比較する返礼品が多い方が、より自分の気に入る返礼品と出会える可能性が高くなるからです。

 

ちなみに、今、自分が使っているふるさと納税サイトは「ふるさとチョイス」です。

「ふるさとチョイス」は返礼品の品目数がもっとも多く、他のサイトより自治体がサイトに払う手数料が低いと言われています。

たとえ同じ返礼品で、同じ納税額でも、せっかく納税するならサイト運営業者が儲かるのではなく、返礼品をくれた自治体により多くのお金を受取ってほしいですよね。

 

ふるさと納税の返礼品には「アタリ」と「ハズレ」がある

ふるさと納税には「アタリ」と「ハズレ」があります。

それも含めてふるさと納税の楽しさなんでしょうけど、出来れば「アタリ」を引き当てたいものですよね。

 

「アタリ」を引くためには口コミが重要です。

ふるさと納税をはじめたころは、ついついどの返礼品が「おトク」なのかという視点で選んでしまいがちです。

もしくはどれ選んでもそんなに差がないとか思い込んで適当なものを選んでしまったり。

 

しかしふるさと納税には「アタリ」と「ハズレ」があります。

適当に選んだり、オトクさだけで選んでしまうとハズレを引いてしまうことも。

 

ふるさと納税で「アタリ」を引くためには「口コミ」のチェックが欠かせません。

どんなにおトクそうに見えても、イマイチだった返礼品にはやっぱりネガティブなコメントがあったりします。

ネガティブなコメントがあるからと言って必ずしも「ハズレ」とは限らないのですが、自分の経験上、ネガティブコメントのある先は、「ハズレ」率も高いような気がします。

 

また、ネット上にはふるさと納税に関するブログも溢れています。

その情報がすべて「正しい」ものかどうかは分かりませんが、ブログには「写真」が掲載されていたりしますので、参考にしやすいですね。

しかし、ブログを見て判断する際には注意点があります。

それは、そのブログ記事や口コミ記事の「更新日時」です。

 

ふるさと納税の返礼品は、内容は変わらなくても実質的な中身は毎年変わります。

特に、農産物なんかは毎年出来が違ってきます。

去年の返礼品はよかったけど、今年のはイマイチだな。

そんなことがけっこう起こるようです。

 

妻も毎年ふるさと納税をしているのですが、去年の口コミが良いので注文してみたところ、今年の出来が悪く、すごく残念な返礼品が届いたことがあったそうです。

納税サイトの口コミを確認したところ、妻と同じような目に遭った人が他にもいたそうで、おなじようなサイトには「不評」の口コミがあふれていたそうです。