証券アナリスト資格は名前がなんとなくカッコイイので、難しそうな気がします。
じっさいには全然難しくない試験なのですが、受験者数が少ないのと見かけの問題がむずかしそうに見えるので、躊躇する人も多いかもしれません。
気になっているなら、勉強すると面白い試験なので、見かけに惑わされずトライしてみることをおススメします。
本当に難しくない
結論から申し上げますと、証券アナリスト資格はまったく難しくありません。
私は2年間毎日1時間ずつ勉強して、一次・二次試験ともストレートで合格しました。
年間の勉強時間は300時間くらいですかね。
模試の偏差値は65程度でした。
難しくないといえる理由は、引っかけ問題・応用問題が無いから。
つまり、一度勉強したところがそのまま試験に出るので、素直に一通り勉強して覚えてしまえば、不合格にはならない試験だと思います。
逆に覚えてなければ落ちます。
当たり前ですが。
数学知識の基礎の基礎的なことは知る必要がある
数学知識の基礎の基礎的なところは、勉強しないと合格できません。
残念ながら数学知識0だと理解が追い付かなくて困る部分もあります。
ただし、数学の知識と言っても、等比数列とか、微分の基本とか、そんなレベルです。
私は高校数学7点だったので、「証券アナリストのための数学再入門」(著:金子誠一)を読みました。
どんなに数学が分かってない人でも一週間あれば一通り読めて理解できると思います。
実際のテストの際は公式に当てはめて四則演算をするだけなので、数学知識は大したことなくても(むしろサッパリわかってなくても)解けます。
証券分析以外は完全に暗記分野
証券アナリスト試験は、「経済分析」「財務分析」「証券分析」の3科目ありますが、「証券分析」以外の分野は完全に暗記分野です。
全然数学必要ありません。
なので数学苦手でも少なくともこの2科目は困りません。
自分は大学が文学部だったので、経済も財務もぱらっぱぱーでしたが、この2つの科目の方が文系出身者にはとっつきやすいかもしれません。
経済とか全然知らなかったから、勉強してて普通に面白かったですね。
協会から送られてくるテキストは完無視してTACで勉強
証券アナリストの試験を受験しようとすると、協会から嫌がらせのようにテキストが送られてきます。
私は送られてきたテキストは一切見ませんでした。
なんせ何が書いてあるか分かりませんから。
証券アナリストの勉強はTACの通信教育をやっていました。
当時はまだネット配信は無くてDVDでしたね。
TACの手先と思われるかもしれませんが、TACの講義は分かりやすかったです。
個人的に投資好きだったこともあったと思いますが楽しく勉強してました。
TACの教科書と問題集をしっかりやっていけば必ず合格できると思います。
さっきも言いましたが、もともと応用とか引っかけが無い試験なので、勉強すれば絶対に合格出来ます。