いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

社内公募の志望動機についての考え方

自分は若いころ、面接(特に志望動機)とかすっごく苦手だったんですが、年齢とともに面接のコツが分かるようになってきました。

年取ると分かるようになるのは、きっと、会社の内部にいて経験を積むからなんでしょうね。

どういう意図でこの質問がされているのかとか、どういう理由でこう答えるべきなのかとか、そういうことが分かってくるようになってきました。

自分が人事の立場ならどう答えてほしいか・・が分かるようになったので、面接(志望動機)の苦手感がなくなってきたんだと思います。

と言うわけで今回は、社内公募の志望動機ってどう答えたら良いのかについて記事にしてみました。

面接が苦手な方は是非参考にしてみてください。

 

志望動機の4つの要素

いきなりですが、志望動機は以下の4つの要素で考えましょう。

①「経験」②「課題」③「努力」④「挑戦」

①「過去」②「動機」③「現在」④「未来」とも言い換えられます。

 

具体的な言葉で言うと以下のようになります。

①経験(過去)「○○という仕事をしている」

②動機(課題)「しかし、△△という課題をかんじた」

③挑戦(未来)「だから、□□という仕事をしたい」

④努力(現在)「そのために、××という努力をしている」

 

ちょっと小難しい言い回しになっていますが、

「これまでの経験の中で、こういう課題をかんじ、それを解決するために公募中の仕事をしたい。その仕事をするために、今頑張ってます」

みたいな構成を取れるようにしておけばOKです。

具体的な部分を考えていくのはけっこう大変なわけですが、骨組み自体はこれくらい単純で全く問題ありません。

むしろ構造はシンプルにしておいた方が相手に伝わりやすいです。

それぞれの要素について具体的に話せるように前もって考えておきましょう。

 

一番重要なのは動機

動機(課題)が重要な理由は、部署の理念とか、存在意義と応募者の動機(課題)が合致している必要があるからです。

簡単な例で言うと、「売り上げを伸ばしたい」という動機で「内部監査室」に応募されても困りますよね?

上記は極端な例ですが、部署の考えている方向や目指している方向と、応募者の動機(課題)が一致してなければならないわけです。

この部分は、無理に合わせる必要はありませんが、きちんと述べられるようにしておかないと、応募側も公募側も残念な結果になってしまいます。

つまり、一番いけないのは、実は公募部署とあなたの動機がぴったり一致していて、お互い両思いだったのに、あなたの面接での話し方が悪くて伝わってない・・というのが最悪なわけです。

逆に、きちんと伝えた上で、公募側が「それはちょっと方向性がちがうな」と思えば、それは公募に落ちたとしても、それはそれでお互い良い結果だったといえるわけです。

なぜなら、仮に合格しても方向性が違うということは、将来的に絶対不満の種になってしまうからです。

これは努力とかそういうものではどうにもならない、価値観の部分ですから、自分を飾らずじっくり考えたほうが良いですし、きちんと相手に分かるように伝えられるようにしておいた方が良いです。

 

二番目に重要なのは努力

次に重要なのは「努力」(現在)の部分です。

応募者の多い社内公募なら、この部分で合否が決まると思います。

どんな「努力」をしているのか?

この部分は、志望度を測るうえでとても重要です。

なぜなら、志望度の大きさを測る目安になるからです。

 

簡単な話ですが、マラソン大会で優勝するために、毎日10キロ走っている甲君と、毎日1キロ走っている乙君がいるとしたら、どちらの方がよりマラソン大会に優勝したがっていると思いますか?

言葉だけなら乙君の方が言葉がうまく、思いの大きさは伝わってくるかもしれません、でも、実際の努力量は明らかに甲君の方が大きいですよね?

そういう場合、どちらの志望者を取るかというと、当然甲君ですよね。

 

人間は、志望度が大きければ大きいほど、より努力をするはずです。

その努力内容についてはごまかしがききませんから、公募側の部署としても判断材料にしやすいのです。

なので、公募に応募したいと思ったら、まずは努力してアピールポイントを作るのは大事です。

 

ただし、努力するといってもやみくもに努力するだけでは意味がないので、どういった方向での能力が求められるのかは、事前にしっかりチェックしておきましょう。