投資をはじめると配当金が楽しみになりますよね。
月20万円とはいかずとも、せめて配当金月10万円くらいもらえたらなと思う方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな投資家の夢、配当金月10万円を達成するにはいくら投資すればよいのかを考察してみました。
想定利回りごとの一欄
株は銘柄によって配当利回りが異なるので、どの銘柄を購入するかによって、配当金月10万円を達成できるかは異なってきます。
想定利回りごとの必要資金額は以下の通りです。
1%:12000万円
2%: 6000万円
3%: 4000万円
4%: 3000万円
日経平均の配当利回りは?
で、じっさいの株式の利回りっていくらくらいなのでしょうか?
日経平均の配当利回りは、1.95%です。(24年1月7日現在)
なので、日経平均のインデックス投資などで配当金月10万円を達成するには、6千万円が必要ということになります。
(ちなみにS&P500は1.5%程度です)
日経連続増配株指数は参考に個別投資にチャレンジ?
6千万円なんてなかなか無理だな・・と思った方も多いかもしれません。
その場合はやはり高利回りを狙って個別株投資をしていくしかありません。
ただ、やみくもに高配当株を狙ってもうまくいくわけではありません。
高配当株が高配当株であるのはそれなりの理由があったりもします。
たとえば、将来性があまり見込めないので株価が低くなっており、相対的に配当利回りが高くなっているということも考えられるからです。
個人的には高配当銘柄を探すよりも、連続増配銘柄を探すことをおススメします。
というのも、連続増配銘柄は、(連続増配が出来ているので)業績が良く、これから高配当になることが期待できる銘柄であるという、2つの特長を合わせ持っている銘柄だからです。
要は高配当株投資で陥りがちな罠に引っかからずにすみます。
具体的な銘柄選別方法は、日経連続増配株指数という指数があるので、そちらに採用されている銘柄から選択すると良いと思います。
日経連続増配株指数は、主に下記の条件で銘柄が選ばれています。
- 原則として10年以上連続して増配する企業70銘柄を対象に算出(連続増配回数の多い順からランキングを作成し、選定する)
- 上記ランキング対象銘柄の内、時価総額下位40%は対象としない
自分が「連続増配株」を推すのは、日経連続増配株指数が、日経平均と比べて下値抵抗性が強く、日経平均をアウトパフォームしているからです。
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