いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

リニモに初乗車 本当に浮いているのか体験してきた

名古屋にリニアモーターカーが開通するのはまだ先のこと・・ではなく。

じつは名古屋にはリニモというリニアモーターカーが走行しているのをご存じでしょうか?

「ト〇タという自動車業界が牛耳る名古屋で、そんな先進的な列車が走っているわけがない。なによりト〇タがそんなことを許すはずがない」

と勝手に思っていましたが、名古屋の鉄道って案外最先端走ってるの多いみたいです。

ということで今回は、本当に浮かんでいるのか、浮かんでいると称してタイヤで走っているのではないのか、実際に乗車して確かめてみることにしました。

 

 

リニモは宙に浮いてる?

リニモは宙に浮いているということはもちろんネットで調べて知って来ているのですが、実際にきて、普通の線路とは違い鉄の板が置かれているのを見ると、実感がわきます。

リニモは6㎜ほど浮かんで走行しているそうです。

どのくらい浮かんでるのかなという興味津々、ワクワクしてきます。

というわけで浮遊感を体感すべくリニモに乗車しましたが、残念ながらリニモに乗車しても浮かんでいるかどうかはよくわかりません。

線路と電車の摩擦音が聞こえないですし、浮かんでいるのは間違いないですが、実感できるほどではないので、普通の電車に乗っているのとそんなに大差ない感じ。

ちょっと遠目からみると浮いているように見えるのかなと思い、降りてから観察してみましたが、若干浮いているようにも見え、浮いていないようにも見え、あまりにもわずかな浮き具合なので、浮いてるんだなという感覚は湧いてきません。

乗ってもダメ、走行しているところを外から見ても浮いてるのかどうだかよくわかりませんでしたが、取材班は発見しました。

リニモが着地する瞬間を。

リニモは終着駅に到着すると、音もなくちょっとだけ沈みます。

つまり浮遊しているのが着地するのです。

 

あとから考えて気づいたのですが、リニモは終着駅で進行方向を変えるため磁力の流れを逆向きに転換します。

その際に一旦電流をOFFするので着地するようです。

リニモの浮遊はわずか6㎜ですが、よく観察すると分かると思いますよ。

ふっと沈み込む姿が観察できます。

 

リニモは自動運転

おっさんが電車の最前列で写メをパシャパシャ撮りながら乗っているのは気持ち悪いですね。

分かってます。

そんなことわかってるけど写真撮りたいんや!

 

リニモは本家?のリニアモーターカーと同じく無人運転をしています。

時速100キロで走る無人運転列車ってなかなかないみたいですね。

無人列車の中では日本最速だとか。

ゆりかもめや日暮里舎人ライナーの最前席にも座ったことがありますが、リニモはなかなかの速さ(時速100キロ)で走るので、迫力がまったく違いますよ。