いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

将棋ウォーズの時間切れが悔しい!対策方法は!?

将棋ウォーズで時間切れ負けになると悔しいですよね。

劣勢だったら仕方ないかと思いますが、優勢だとホントに悔しい。

「勝てたのに~」ってすごい思ってました。

 

でも、ちょっとずつ将棋が強くなるにつれて、その考えがちょっと変わってきました。

(まだ将棋ウォーズ3級ですが・・)

時間切れ負けをするのって、自分の棋力が無いからではないのか。

きちんと持ち時間についても考えることも含めての将棋なのではないか。

 

以下はほんとうに当たり前のことなんですが、時間切れ負けを回避するにはどうすればよいのかについて書きました。

将棋ウォーズを始めたばかりの人に参考になればうれしいです。

 

 

時間切れ負け対策①時間を気にする

なんじゃそりゃといわれそうですが、これが一番大事。

時間切れ負けする理由は、時間を気にせず指してるからです。

プロの対局でも持ち時間があります。

持ち時間を無限に持っていれば、持ち時間を持っていない人に対して有利に打てます。

だから将棋の対局には「持ち時間」が設定されているのです。

 

時間切れで負けて悔しいと思うのはみんなそうでしょう。

自分もそうでした。

明らかに時間切れ負けを狙ってくる人もいました。

でも、それも勝ち方の一つです。

 

「今あきらかに優勢なのに」

時間切れ勝ち狙いで来られるとそう思うときもあります。

でも、もう少し広い視野で考えてみてください。

自分は相手より時間をかけて考えているから、優勢なのかもしれません。

相手は劣勢だけど、早く指しているから自分より持ち時間があるのかもしれません。

 

盤上の優勢劣勢も大事ですが、持ち時間の優勢劣勢もまた大事なのです。

なので、時間切れ負けしない為には、相手の持ち時間よりも自分の持ち時間が極端に短くなっていないかも注意しなければなりません。

相手の持ち時間が5分あるのに、こちらが2分・・ということがないように、相手の持ち時間と自分の持ち時間の差を常に意識しながら指していく必要があります。

 

時間切れ負け対策②序盤は定石を覚えて早指し

序盤は定石を覚えておくと、早指しで進めることができます。

定石を覚えると、「強くなる」だけでなく、「早く指す」ことも出来るようになるので、出来るだけ定石を覚えておくと時間切れ対策にもなります。

自分は実は将棋の定石は中飛車しか知らないので、中飛車だけをひたすら打っています。

 

時間切れ負け対策③終盤力を上げる

時間切れ負けをする理由として、終盤力の弱さも上げられます。

終盤、相手玉を詰めることができればその時点で将棋は終わるわけですから、詰みまでの最短ルートを描けるかどうかが、時間切れ負けを回避するには有効です。

いくら相手が時間稼ぎをしようとしても、こちらが終盤力を鍛えて最短ルートで相手玉を詰めていけば勝てるわけです。

 

将棋はひたすら守っていれば負けないわけではありません。

時間切れを狙ってひたすら守ったらなんとかなる・・というのは、実は相手の棋力が高くない、終盤力が高くないからこそできる方法なのです。

詰みまでのルートを意識できるようになると、時間切れ負けが減るとともに、終盤力も上がってきます。

 

終盤力を上げるにはやはり詰将棋が有効なようです。

自分は一日に何問か詰将棋をやるようになって終盤力が目に見えて上がってきました。

終盤力を上げるのは一番簡単に将棋で勝てるようになる方法だと思います。

 

番外編:むしろ積極的に時間切れ勝ちを狙う

相手の時間の使い方が下手だと思ったら、むしろ積極的に時間切れがちを狙うのもアリだと思っています。

卑怯な感じがするかもしれませんが、ルールなので全然アリでしょう。

相手の指すのが遅い場合には、終盤になると時間が無くなって余裕のなくなるのは目に見えていますから、余裕のなくなった相手がミスするのを拾いつつ戦うこともできます。

特に格上相手なら、相手の持ち時間を見ながら指し方を考えてみるのは良いと思います。