銀山温泉はかつては秘境とされていた風光明媚な温泉街です。
今でこそ新幹線で大石田駅から車で30分という好立地となっていますが、基本的に人里離れた場所であることには変わりはありません。
なので東京の感覚のまま行ってしまうと、ちょっと困ったことになってしまいます。
銀山温泉ではクレジットカードが使えないことが多い
銀山温泉のお宿やお店では、クレジットカードや電子マネーが使えないことが多いです。
必ずしもすべてのお店がクレジットカードや電子マネー非対応というわけではありませんが、クレジットカードや電子マネーの使えない旅館やお店が多いです。
たとえば、以下の旅館は現地でクレジットカードは使えなくなっています。
小規模なお宿が多いので、致し方のないことかもしれません。
また、銀山温泉名物のカレーパンも豆腐も、クレジットカードでは買えません。
かと言ってATMがあるわけではない
クレジットカードがなくてもATMがあれば良いじゃないかと思うかもしれませんが、歩いていける距離にATMはありません。
銀山温泉は、もともと秘境で人里離れた場所であり、銀行などは近くにありません。
また、「銀山温泉家並保存条例」という条例を1986年に制定し、それから家並みの保存に努めてきているので景観を壊すような建物などを建築することができないことなどもあり、コンビニなども銀山温泉の近くにはありません。
ちなみに、大石田駅の周囲にもコンビニやATMは近くにありません。
もよりのATMまで徒歩18分という距離があります。
上野駅から新幹線で銀山温泉で向かう場合、上野駅で新幹線に乗るまでに現金を用意しておかないと色々と困るので注意しましょう。
市営バスは現金のみで両替非対応
銀山温泉から最寄りの大石田駅までは宿が送迎してくれることが多いです。
が、早朝に出て別の温泉まで向かったりする場合、市営バスで移動する必要があります。
市営バスは銀山温泉から大石田駅までを運航してくれていますが、現金のみ対応です。
しかも両替非対応です。
1,000円札を崩すこともできません。
JRの駅で両替をお願いしても断られますので、旅館の人にお願いして、小銭を事前に用意しておきましょう。
ちなみに、銀山温泉から大石田駅までの市営バス料金は720円です。
銀山温泉には現金を用意していこう
というわけで、銀山温泉には現金を用意して行くようにしましょう。
新幹線で向かう場合、新幹線に乗る前にお金を下ろしておかないと、到着してからATMを探すのは大変です。
また、飛行機で向かう場合、山形空港にはイオン銀行のATMが設置されていますので、最悪そこで現金をおろすことはできます。