いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

三井住友プラチナプリファード・三井住友カードゴールド・楽天カード 年間利用額別ベストな1枚はコレ

クレジットカードは永年「楽天カード」がオトク度№1の座を守ってきましたが、近年では三井住友カードがSBI証券との連携を武器に追い上げの様相を見せています。

とくに、いままであまりなかった年間利用額の多い層に対するアプローチするカードをたくさん発行してきているようです。

というわけで今回は、「三井住友プラチナプリファード・三井住友カードゴールド・楽天カード 年間利用額別ベストな1枚」について書いてみました。

クレジットカードについて悩んでる方は是非参考にしてみてください。

 

 

※本記事での年間利用額は投信積立の利用額は含みません※

※2023年4月現在の内容を基に書いています※

年間利用額100万円未満

年間利用額が100万円未満の場合は「楽天カード」を利用するのがベストです。

「楽天カード」は年会費がかからないこと+還元率1%のため、100万円未満の年間利用額の場合は一番お得なカードになります。

 

年会費・還元ポイントの比較は以下の通りです。

年間利用額が100万円未満の場合、ポイント還元よりも年会費の方が高くつきます。

  • プラチナ :年会費33,000円+1%還元
  • ゴールド :年会費5,500円+0.5%還元
  • 楽天カード:年会費無料+1%還元

 

年間利用額100万円以上200万円未満

年間利用額が100万円以上200万円未満の場合は「三井住友カードゴールド」がベストな1枚になります。

年間利用額が100万円を超えたときの特典が非常に大きいのが「三井住友カードゴールド」の特長です。

 

年会費・還元ポイントの比較は以下の通りです。

年間利用額が100万円を超えると、100万円到達時に年会費無料+1万ポイント還元のある三井住友カードゴールドが一気に優位に立ちます。

  • プラチナ :年会費33,000円+1万ポイント+1%還元
  • ゴールド :年会費無料+1万ポイント+0.5%還元
  • 楽天カード:年会費無料+1%還元

 

年間利用額200万円以上400万円未満

年間利用額が200万円以上400万円未満の場合はその人の利用状況によってベストな1枚が変わってきます。

投資信託の積立をするかどうかで変わってきます。

 

投資信託の積立をしない人は、「楽天カード」を選ぶのがベストです。

投資信託の積立をしている人は「三井住友プラチナプリファード」を検討するべきでしょう。

 

「三井住友プラチナプリファード」でSBI証券で積立投資をすると、ポイント還元率が5%なので、毎月5万円の積立投資をすると3万ポイントがゲットでき、年会費をほとんどまかなえてしまいます。

さらに100万円ごとに1万ポイントのボーナスも付くので、実質還元率が2%程度になります。

 

年会費・還元ポイントの比較は以下の通りです。

  • プラチナ      :年会費33,000円+2~3万ポイント+1%還元
  • ゴールド      :年会費無料+1万ポイント+0.5%還元
  • 楽天カード     :年会費無料+1%還元
  • プラチナ(積立5万):年会費33,000円+5~8万ポイント+1%還元

 

年間利用額400万円以上

年間利用額400万円以上の場合は「三井住友プラチナプリファード」がベストな1枚です。

100万円利用ごとの1万ポイントボーナスにより、実質還元率が2%近くになるのが「三井住友プラチナプリファード」のすごさですが、利用額が400万円以上になると年会費をペイできるようになります。

 

年会費・還元ポイントの比較は以下の通りです。

  • プラチナ      :年会費33,000円+4万ポイント+1%還元
  • ゴールド      :年会費無料+1万ポイント+0.5%還元
  • 楽天カード     :年会費無料+1%還元
  • プラチナ(積立5万):年会費33,300円+7万ポイント+1%還元

 

ポイント損益比較グラフ・表