いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

リベ大両学長は怪しい? そう思っているなら信者と同じかも

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最近ビジネス系YouTuberとして有名なリベ大の両学長。

自分はブログは5年前から、株は20年前からやっているんですが、リベ大の両学長を知ったのは最近。

本屋でリベ大の本が並ぶようになって1か月前にちょっとYouTubeで見てみようかなくらいの感じで視聴したのがきっかけでした。

その前からちょいちょい見かけることはあったんですけど、自分で言うのもなんですが金融リテラシーは高い方だったんで、あんまり見る必要性を感じなかったんですよね。

それと、あのライオンのアイコンがいまいち好きになれなかった(笑)

見てみると共感できるところや勉強になる部分も多く、良質な動画だし両学長も良心的な方だなあと思うようになりましたが。

でも、そんなリベ大の両学長に対し、怪しいと思ってる人も一定数いるみたいですね。

今回はリベ大の両学長は怪しいのか?について書いてみました。

 

 

怪しいと思うことは信じていることと同じ

まず最初に言いたいのは、「リベ大とか両学長は怪しいなあ」と思っている人にこそ、リベ大の動画を見てもらいたいなあっていうことです。

そんなことを書くと、「あなたは信じてるからそんなこと言うんでしょ?」って返ってきそうです。

 

「怪しい」とか「信じる」とかで物事を論じるとこんな風に堂々巡りになります。

なんでそうなっちゃうのか?

それは「怪しい」とか「信じる」って、「知らない」っていう点では同じだからです。

「知らない」から「怪しい」のですし、「知らない」から「信じる」しかないのです。

「怪しい」とか「信じる」とかっていう次元じゃなくて「知ること」が大事なんですよね。

だから、リベ大が怪しいなあと思っている人はきちんと動画を見てほしいし、リベ大の信者になっちゃている人は改めて動画を見直してほしいなと思います。

 

両学長は「考え方」を学んでほしいと言っている

リベ大の両学長は動画の中で事あるごとに「考え方」を学んでほしいと言ってます。

そう、「考えろ」っていつも言っているのです。

「リベ大の両学長は断言している部分が多いから怪しい」って批判している人もいますが、両学長は「自分の意見」を断言しているだけであって、「これが絶対に正しい」とは言っていません。

この辺、ちょっと勘違いしている人がいるような気がするのですが、当たり前の話ですが、「これが真実」と断言することはできませんが、「自分の意見」は断言することができます。

両学長の動画で多いパターンは、「これが自分の意見です。でも本人の考え方や嗜好もあるので自分でよく考えてね」というパターンですね。

両学長はよく「考えてください」って言ってますね。

両学長は「考えずに信者になってほしい」わけでもなく、「考えずに怪しいと思ってほしい」わけでもなく、考えて知ってほしいというスタンスな方なんですよね。

 

「考えない」=「信じる」「疑う」

「考えない」っていうことは、「信じる」とか「疑う」っていう結果になります。

で、これって非常に危険な状況なんですよね。

すごーく詐欺に遭いやすいです。

 

というのも、「疑ってる」ってことは、「考えてない」状態なんですね。

そうなると、「考えてない」から「信じてしまう」可能性もあるわけです。

本当の詐欺師は相手の「信用」を利用するんです。

だから信じられるような恰好をしてやってきます。

 

人を「信じられる」か「怪しい」という判断軸で見てしまう人は、「考えない」で「信じてしまう」可能性もあります。

「知ろう」としないからですね。

だから人を怪しがる人に限って詐欺に騙されやすかったりしますね。