いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

出張でQUOカード付宿泊プランは使わない方が無難

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全国のサラリーマンの皆様、今日も出張お疲れ様です。

しんどいですよね。

電車に揺られてどんぶらこ、飛行機に揺られてどんぶらこ。

一日全然馴染みのない人と環境に囲まれて過ごさなきゃいけないし、嫌いな上司や部下と一緒に過ごさなきゃいけないし。。

えっ? けっして自分の上司のことではございませんよ。。やだなあもう。。

 

そんなしんどい出張業務。

ちょっとでもおトクに小遣い稼ぎしたい・・

そんな風に思うのも至極当然のことかもしれません。

でも、その方法本当に大丈夫でしょうか?

特に「QUOカード付宿泊プラン」って大丈夫ですか・・?

 

 

「QUOカード付宿泊プラン」とは

QUOカード付宿泊プランとは、その名の通り宿泊するとQUOカードがもらえる宿泊プランです。

自分がじゃらんで検索すると200件くらい出てきましたね。

たとえば4000円で宿泊し、2000円QUOカードをもらい、4000円の領収書を会社に提出して実費精算すると2000円が自分の懐に入るという仕組みです。

 

勘違いする人がいると困るので、先に伝えておきますが、この方法は

①「実費精算」の会社

②QUOカードを自分で使ってしまう

の2つの条件を満たしてしまうと「業務上横領」です。

基本的に宿泊しない方が無難です。

 

「実費精算」と「定額支給」

自分の会社の清算方法が当たり前だと思っている方も多いと思いますが、宿泊経費の支払には、「実費精算」と「定額支給」の2つの方法があります。

「実費精算」はその名の通り、宿泊にかかった費用を支払うというもの。

「定額支給」は、宿泊にかかった費用に関わらず、定額を支給するというもの。

 

自分の会社では「定額支給」が採用されています。

なので、宿泊費が安かろうが高かろうが、支給される金額は一定です。

先のQUOカード付の宿泊プランを使っても、何の問題にもなりません( ´∀` )

なぜなら、どんな宿泊をしようが、支給額は一定だからです。

 

「定額支給」というと、ずいぶん会社が太っ腹だなあと初めの内は思っていましたが、実はこの辺、会社にとっては「実費支給」にしてもあまり意味(経費節減効果)がないんですよね。

 

というのも、

①「実費支給」にしても、社員は上限額ぎりぎりの一番高いホテルに泊まるから

②「朝食費」「夕食費」などが含まれる場合、支給するかどうかの判断が難しい

③「QUOカード付プラン」などのような不正を調査しなければならないから

などの理由で、正直メンドクサイ+経費は特に節減されないので、個人的にはあまり意味がないのではないかと思っています。

 

「定額支給」で支給額を削減してしまうのが一番簡単に経費節減になりますね。

社員からは大反対を食らうでしょうけどね。

 

出張でちょっとトクするには?

出張でちょっとトクしたいというセコイ考えをお持ちの皆様(自分も含む)。

ほとんどの会社で文句を言われない方法。

それは「クレジットカード」「マイル」ではないでしょうか?

 

クレジットカードのポイントもマイルも会社で規制しようとすれば出来るのでしょうが、会社側にメリットがないのでほとんど黙認されていますね。

だって、クレジットカードのポイントにまで文句をつけても、社員の方はめんどくさいから現金決済に換えちゃうだけでしょうからね。

クレジットカードで決済しても現金で決済しても、会社にはどちらも同じ金額が請求されるだけです。

なのでその辺は誰も何も言わないのです。

 

自分は出張に限らず、すべての支払いが1%OFFになるクレジットカードを使っています。

また、空港のラウンジサービスを受けるために年会費無料のゴールドカードも1枚保有しています。

地方の空港カードラウンジだと、ビール1杯無料とかもあっていいですよね。

だれからも後ろ指をさされない方法で、楽しい出張ライフを過ごしたいものですね。