いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

投資とギャンブルってどう違う!?違いが分かれば儲かるように

投資=ギャンブルと思っている人は多いですよね。

投資ってまったくもってギャンブルではない。

世間のイメージとは真逆。

コツコツと地道に我慢をして、やっと儲かるのが投資なので、ギャンブルとはむしろ真逆なのではないかと思います。

ほんと投資ってそもそも華やかさ0の地味な世界なんです。

今回は、投資とギャンブルってどう違うのかについて書きました。

そもそもを分かっていると、今後の投資活動にきっと役立つと思います。

 

 

投資=ギャンブルと思ってる人も多いが

日本では特に投資=ギャンブルと思っている人が多いですよね。

私の親兄弟も、私以外はみんな投資をギャンブルだと思っています。

なので私以外だれも投資をしません。

 

私は20歳から投資をしていますが、投資はギャンブルとは全く違うものという理解をして投資をはじめました。

だからこそ、20年以上の長きにわたり投資を続けてこられたのだと思います。

 

これから投資をはじめようと思っている人には、まず、投資=ギャンブルという考え方が、どう違うのか、なぜ違うのかについて、きちんと理解してからスタートしてほしいと思っています。

そうすれば、自ずと正しい投資手法で投資でき、結果として自分の利益になると思うからです。

 

投資とはお金を事業者に渡して経営原資としてもらうこと

そもそも、投資とは何なのかを定義から確認していくと、投資とはお金を事業者に渡して経営原資としてもらうことを言います。

経営原資を事業活動で増やした事業者が、増えた分を投資者に還元することで投資活動は成立しています。

 

Wikipediaには以下のように書かれています。

投資(とうし、investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる語である。

 

還元の仕方は債券、株式で異なっており、債券の場合は通例、満期が到来すれば元本と決められた利息を投資家に返還します。

株式の場合は株式を投資家に渡すことによって、会社の一部を投資家が保有することになります。

そのため、事業者が利益を上げれば、株式の価値が上がり、結果として投資家が利益を得られる形となっています。

 

ここで気づく人は気づくと思うのですが、投資というのは「今日買って明日儲かる」という類の話ではないのです。

なぜなら事業者が事業活動をして利益を上げなければいけないわけですから、一朝一夕で投資活動は成立しません。

つまり、本来投資活動とは「時間が長期間かかるもの」なのです。

 

投資は時間がかかるものギャンブルは短期で決着のつくもの

一方で、ギャンブルというのは短期で決着がつきます。

競馬・宝くじ・パチンコ・・そういうものは事業者が利益を上げるという期間が存在しませんので、一瞬にして決着がつきます。

 

そして、ギャンブルと同じように株を短期で売買している人達もいます。

そういうふうに短期で株の売買をするのであれば、株もギャンブルの一種とみなすことができます。

事業者が事業活動をして利益を上げることによってリターンを得ようとしているわけではないですから、本来の投資活動というものとはかけ離れていて、いわいるギャンブルの一種とみなすべきでしょう。