いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

西新井大師名物草団子 中田屋、清水屋、そして知られざる田口屋の草団子を52個食べくらべ

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西新井大師の名物と言えば草団子。

西新井大師に参詣したらお土産に買って帰りたいですよね。

有名なのは中田屋、清水屋ですが、実はもう一軒田口屋というお店があり、同じ「草団子」なのですが、3軒ともお味が違います。

というわけで今回、どこが一番おいしいのか合計52個のお団子を食べてレビューしてみました。

 

 

販売場所

中田屋と清水屋は西新井大師の山門の目の前にあり、お店の前を通ると試食を勧められます。

中田屋は創業文化2年(1805年)、清水屋は創業元禄2年(1689年)ということです。

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田口屋はそこから少し離れた、商店街の端っこにあります。

創業は昭和の戦前とのことなので、3店の中では一番新しいお店です。

田口屋は試食等もやっていないので、気がつかない人も多いかもしれません。

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中田屋は9:00~17:30、清水屋・田口屋は9:00~18:00まで営業。

定休日は各店とも不定休となっています。

 

値段

値段は3軒とも同じで20個800円~です。

田口屋だけ12個500円での販売もしています。

すべてのお店で「こしあん」と「つぶあん」が選べます。

今回は(比較したいということもあり)すべて「つぶあん」を選びました。

 

パッケージ

パッケージは3軒3様というかんじ。

草団子ということで、緑を基調としたデザインです。

田口屋さんだけはプラスティックの容器でした。。

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原材料

原材料はどこの店もほぼ同じです。

清水屋だけ着色料の表示がありました。

 

中田屋

上新粉、砂糖、よもぎ、小豆、トレハロース、酵素(小麦、大豆由来)

 

清水屋

上新粉、あずき、砂糖、よもぎ、食塩、トレハロース、酵素(大豆由来)、着色料

 

田口屋

上新粉、砂糖、小豆、よもぎ、トレハロース、老化防止剤(大豆、乳由来)

 

草団子食べ比べ

色合い

色合いは「中田屋>清水屋>田口屋」の順で濃い色をしています。

ただし、清水屋は着色料を使っているので濃いめに見えているのかも。

 

【中田屋の草団子】

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【清水屋の草団子】

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【田口屋の草団子】

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香りの強さ

よもぎの香りの強さは、「田口屋>中田屋>清水屋」の順でした。

色合いに騙されますが、田口屋は一番色が薄いけれども香りは一番強いです。

そういえばお店の人が「よもぎが良いよもぎだ」みたいなことを言ってました。

 

団子の粘り気

団子の粘り気は、「中田屋>清水屋>田口屋」の順で粘り気がありました。

中田屋の団子は粘り気が強くて隣のお団子とくっついていて、はがすのに苦労しました。

田口屋の団子は粘り気が弱く、まったく引っ付きませんでした。

 

あんこの粒感

あんこの粒は「中田屋>田口屋>清水屋」の順でつぶつぶ感が残っていました。

清水屋のあんこは、「つぶあん」を注文したはずなのに「こしあん」と勘違いしてしまうほど粒が見えないかんじでした。

 

▼草団子の賞味期限について▼

西新井大師名物草団子の賞味期限・消費期限を調べてみた - おっさんズらいふ

 

総評

西新井大師で草団子を買うなら、おすすめのお店は「中田屋」です。

よもぎ感がありつつ主張が強すぎないので、万人受けという気がします。

和菓子があまり得意でない嫁も、「中田屋」が一番良いと評価していました。

 

「田口屋」の草団子は、色合いの割にはよもぎの香りが強いので、よもぎ感を味わいたいのであればおススメ。

「清水屋」の草団子はよもぎの香りがあまりしないので、ほんとは和菓子あまり好きじゃないという方はこちらが良いかもしれません。

 

中田屋

清水屋

田口屋