証券会社を複数利用している方も多いですよね。
自分は、2年くらい前から4つの証券会社を利用しています。
証券口座を複数保有するのって、めんどくさいし、いまいちメリット・デメリットが分からないですよね。
今回は、自分の体験を基に、証券口座を複数保有するメリット・デメリットについて述べていきたいと思います。
- メリット①:それぞれの会社の特典が利用できる
- メリット②:システム障害時に別の証券会社を利用できる
- メリット③:証券会社破綻時のリスク回避
- デメリット①:管理がめんどくさい
- デメリット②:損益通算で確定申告が必要になる
メリット①:それぞれの会社の特典が利用できる
自分が証券会社の口座を4つ保有している理由は、「クレジットカードでの投信積立がそれぞれの証券会社で出来る」からです。
1つの証券会社だけだと、月5万円しかクレジットカードで積立できませんが、4つの証券会社で口座を保有することで、月25万円のクレジットカードでの投信積立ができます。
ポイントは4社合わせて4,100ポイントもらってます。
このほかにも、楽天証券なら会社四季報、SBI証券ならアナリストレポートが見られたりします。
証券会社ごとのサービスって同じようでいてそれぞれ違うので、使い倒すのもアリですよね。
(自分はクレカ積立以外ほとんど取引してませんが)
メリット②:システム障害時に別の証券会社を利用できる
証券会社もときどきシステム障害を起こすことがありますよね。
買いたいときに買いたい株が買えなかった・・
そんなことにならないように証券会社を複数持つというのはありかもしれません。
ちなみに自分は株の取引をほとんどしないので、それで困ったことはありません(笑)
ふだん取引を頻繁にする人なら複数持っておくのもアリだと思います。
メリット③:証券会社破綻時のリスク回避
証券会社が破綻しても、基本的には顧客の資産は分別保管なので守られます。
が、破綻状態になったらしばらくは混乱が生じる恐れもありますよね。
そうなってみないと何とも言えませんが、移管手続きとか、取引停止とか、あるかもしれませんよね。
そういった事態への備えとして複数の口座があるのは良いかもしれません。
デメリット①:管理がめんどくさい
合計でいくらくらい資産があるかはMONEYTREEを使えば分かるのでそれほど不便ではありません。
でも、ほぼ取引をしない自分でも管理がめんどくさいなと思います。
クレジットカードで積立してるだけだからほぼ何もやることはないのにね。
IDとPWの管理とか、重要事項の案内とか、ポイントの貯まり具合とかはたまに見ないといけないですからね。
ポイント失効とか、泣くに泣けないですし。。
デメリット②:損益通算で確定申告が必要になる
損益通算は、証券会社ごとにはしてくれるけれど、証券会社を超えてはされないんですね。
だから、A社で爆益、B社で損失を出した場合に、損益通算をしてもらうには確定申告をしなければなりません。
自分はほぼ毎年確定申告をしているのでそれほど大変と思わないですが、普段やってない人にとってはめんどくさいですよね。
ちなみに自分はほぼ売らないので損益通算をしたこと自体ありません。