いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

全身麻酔で手術を受けたのでどんな感じなのか書いてみた

先日入院して手術を受けてきました。

全身麻酔のわりと本格的な手術でしたので、これはブログネタになるだろうと思い、先日から入院・手術に関するネタばっかり書いてます。

というわけで今回は、全身麻酔で手術を受けるってどんなかんじなのかについて書いてみました。

読んでいただければわかると思いますが、これから手術を受ける方、手術は怖くないですよ。

 

 

手術着に着替える

手術の1時間くらい前になると、手術着に着替えるように言われます。

なんか今から手術するんだなあっていう実感がわいてきてしまいます。

エコノミー症候群になっちゃうのを防ぐ特殊な靴下も履きます。

正直このへんから相当ブルーな気分になります。

 

手術室に歩いていく

手術の順番が来ると、看護師に案内されて手術室に自分で歩いていきます。

よくドラマとかだとベッドに寝かされたまま運ばれているシーンが出てくるけど、たぶんあれは特殊。

動ける奴は自分で動けっていう方式みたいです。

自分で歩いていくのは精神的につらいです。

イエス・キリストのように自分の十字架を自分で背負って歩かされてる気分です。

 

手術台に乗る

手術台にも自分で乗ります。

ふつうのベッドです。

寝転びます。

僕の行った病院だと手術室でミスチルが流れてました。

たぶん執刀医の先生の好みなんでしょうね。

医師も音楽でも聞いてなきゃ手術なんかやっとれんのかもしれません。

 

麻酔をかけられる

麻酔をかけられます。

点滴に麻酔薬が入っているそうです。

別に特別意識しなくても、100%麻酔はかかるようです。

自分の場合もいつの間にか麻酔がかかっていました。

麻酔は目をつぶっているので寝ているものだと思っている人が多いですが、じっさいには「意識を失っている」「気を失っている」状態に近いと思います。

麻酔がかかっている間の記憶ってほんとになにもありません。

夢を見ていた記憶もありません。

 

麻酔から目覚める

気づいたら手術が終わっています。

手術室の方から声をかけられて目が覚めます。

寝てたような感覚すらないので、ほんとに気づいたら終わってます。

 

実は麻酔中に覚醒したらしい

手術後に知らされたのですが、自分の場合は麻酔中に一度覚醒していたらしいです。

19,000件に1件の割合で発生する非常に珍しい現象だそうです。

そのうちの4~5割くらいは精神的に大きなダメージを食らっちゃうそうですが、幸いながら自分はなんの問題もありませんでした。

起きてから執刀医にずいぶん心配されたのでなんでかなとは思ってた。

 

覚醒したというのは何となく覚えていますが、別に痛みなども感じなかったのとほんの数十秒くらいの間だったのと、もともと呑気な性格なのも手伝ってか、そういうわけで何ともなかったのかもしれません。