いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

家計簿にも黄金比がある? 我が家の家計で当てはめてみると?

f:id:fjftr710:20211014114107j:plain最近知った新たな事実。

家計にも黄金比があるらしい。

なんじゃそりゃって話ですよね。

調べてみると、ふむふむ・・なるほど・・

貯まる家計は黄金比に当てはまっていることが多いらしい。

自分の顔はまったく黄金比じゃないけど、家計なら黄金比にできるんじゃない?

そんなわけで、今回は最近知った家計の黄金比とは何ぞや?ってことと、我が家の家計は当てはまってるのかどうかってところを調べてみました。

 

 

家計の黄金比ってなに?

横山光昭さんという家計改善コンサルタントの方が、貯金が貯まっていく黒字家計のそれぞれの費目の比率を調べると、だいたい以下のような比率になったそうです。

住居 25%
食費 14%
水道光熱費 7%
通信費 2%
生命保険 5%
日用品 2%
医療 1%
教育 3%
交通 2%
被服 3%
交際 2%
娯楽 2%
こづかい 10%
嗜好品 1%
その他 4%
預貯金 17%
合計 100%

比率だとわかりにくいので、手取り30万円だとするとこんな感じになります。

住居 25% 75,000
食費 14% 42,000
水道光熱費 7% 21,000
通信費 2% 6,000
生命保険 5% 15,000
日用品 2% 6,000
医療 1% 3,000
教育 3% 9,000
交通 2% 6,000
被服 3% 9,000
交際 2% 6,000
娯楽 2% 6,000
こづかい 10% 30,000
嗜好品 1% 3,000
その他 4% 12,000
預貯金 17% 51,000
合計 100% 300,000

通信費6,000円って厳しそうにかんじますが、格安スマホを駆使すれば可能なんですかね?

 

黄金比と我が家の家計状況を比べてみると?

黄金比を知ったので、我が家の家計状況と比較してみました。

我が家の手取りは夫婦合わせて450,000円。

それを黄金比で掛けていって、理想額をはじき出します。

隣に我が家の家計簿から数字を転記してみると、だいたい黄金比と同じような結果になりました。

ちょっと背伸びして購入した家の費用が嵩んでいますが、大まかには問題なさそうです。

費目 黄金比 理想 我が家 差額
住居 25% 112,500 136,120 -23,620
食費 14% 63,000 63,438 -438
水道光熱費 7% 31,500 14,985 16,515
通信費 2% 9,000 11,315 -2,315
生命保険 5% 22,500 20,000 2,500
日用品 2% 9,000 11,737 -2,737
医療 1% 4,500 16,080 -11,580
教育 3% 13,500 2,010 11,490
交通 2% 9,000 0 9,000
被服 3% 13,500 6,000 7,500
交際 2% 9,000 6,065 2,935
娯楽 2% 9,000 0 9,000
こづかい 10% 45,000 25,668 19,332
嗜好品 1% 4,500 0 4,500
その他 4% 18,000 33,000 -15,000
預貯金 17% 76,500 103,582 -27,082
合計 100% 450,000 450,000 0

 

黄金比から見えてくる貯まる家計のポイント?

黄金比から考えてみると、お金を貯めるには絶対に守らなければならないいくつかのポイントがあるようです。

①スマホは格安スマホもしくは格安プランを利用

黄金比が2%ということは、スマホは格安スマホもしくは格安プランを利用しているとしか考えられません。

大手のスマホなら8,000円は超えてくるので、黄金比の家計では簡単に通信費がオーバーしてしまいます。

黄金比を達成している家計は十中八九格安スマホもしくは格安プランを利用していると思われます。

 

②住居費は25%以内

住居費は家計に占める割合が25%と大変大きいです。

これが1%増えるごとに、他の費目がどんどん削られていくことになります。

たとえば「嗜好品」を削らなければならなくなります。

住居費にお金をかけることは悪いことではないですが、そのしわ寄せが必ずどこかの費目顕れることを忘れてはならないでしょう。

 

③生命保険は加入しすぎない&ネット生保利用

生命保険の費目が5%ということは、生命保険は1万円から2万円の範囲でしか加入していないということになります。

大手の生命保険会社で加入するのではなく、ライフネット生命のような安い生命保険会社を利用している方が多いのではないでしょうか。

もしくは、そもそも必要以上に保険には加入しないようにしていない方が多いのでしょう。