自分はオリックス銀行の定期預金を利用しています。
去年口座を開設したので、かれこれ1年以上利用しています。
ちょっとでも金利の良い銀行がないかなと探した結果、見つけ出したのがオリックス銀行でした。
というわけで今回は、オリックス銀行ってあまりなじみのない銀行ですが、実際に使ってみたらどうだったのか、メリット・デメリットについてまとめてみました。
オリックス銀行の成り立ち
オリックス銀行はもともと破綻した山一證券の子会社でした。
もとは山一證券の信託子会社であったが、山一證券の自主廃業によりオリックスに譲渡された。1998年にオリックス グループ入りして以来、既存の銀行のあり方にとらわれずに事業を展開。預金業務ではインターネットや電話などを通じた取り引きを中心とすることで、運営費を抑え、高水準の預金金利を提供。また、特定分野に強みを発揮する銀行として、投資用不動産ローンやカードローン、信託商品や投資信託など、人生における「ためる」「ふやす」「そなえる」「かりる」それぞれのシーンで、利用可能な商品やサービスを提供。
今は関係ないとはいえ、かつて破綻した会社の子会社というと、あまり良いイメージが持てないのは私だけでしょうか?
オリックス銀行のメリット
もとも自分がオリックス銀行にお金を預けるようになったのは、マネー雑誌のZAIで見かけたからなのですが、オリックス銀行には他の銀行には真似できないすごいメリットがありました。
金利が高い
オリックス銀行は金利が高いです。
5年定期で0.23%。
他行とくらべると圧倒的ですね。
自分は1年くらい前にオリックス銀行に預けたので金利0.35%でした( ´∀` )
オリックス銀行は、高めの金利で預金を集める仕事に(ほぼ)特化している銀行です。
なのでキャンペーンなどしていなくても、いつでも高金利。
特約など付いていなくても、いつでも高金利。
「やる気MAX!ORIX!」なのです。
私はオリックス銀行に貯金の一部を定期預金しています👌
— パス@投資ブロガー (@passinvestcom) March 28, 2021
金利が安定して高いので、すぐに使わないorキャッシュとして持っておく分はオリックス銀行使ってます👍 pic.twitter.com/m4nD4cEAAC
金銭信託の取扱がある
オリックス銀行には金銭信託の取扱があります。
ネット銀行や普通の銀行でも、金銭信託を取り扱っているところは珍しいです。
時期により商品内容は異なりますが、オリックス銀行の取り扱っている金銭信託は0.3~0.5%の金利で、預金金利よりも高い金利であることが多いですね。
金銭信託は預金と違い元本保証はありませんが、投資信託よりも元本割れのリスクが低く、預金では物足りないが、投資信託では運用できないという人には向いています。
オリックス銀行のデメリット
オリックス銀行は高金利の提供する一方で、経費削減をとことんまで突き詰めている銀行でもあります。
そのため、他の銀行にはないデメリットも存在します。
僕の場合はデメリットを圧倒的にメリットが上回ったのですが、人によっては我慢できない方もいるかもしれません。
通帳・証書がない
オリックス銀行には通帳・証書がありません。
インターネット専業銀行のみならず、最近では普通銀行でも通帳や証書の発行をやめているところが多くなってきましたね。
自分の場合は、1年以上オリックス銀行を利用していますが、定期預金の預入のためだけに利用しているので、通帳・証書がない事は気になりません。
キャッシュカードがない
オリックス銀行にはキャッシュカードがありません。
ネット専業の銀行でもキャッシュカードは発行しているところがほとんどなのに。
けっこう思い切ってますよね。
オリックス銀行のホームページによると、オリックス銀行は日常資金(給与振り込みや各種振替)などの取り込みは目指しておらず、あくまで高金利での定期預金の獲得に営業体力を振り向けています。
なので、キャッシュカードを発行しないという、思い切ったやり方をとっているようです。
お子名義の教育費貯蓄用、楽天銀行の予定だったけど、楽天って楽天証券なしだと金利0.02ってそんなよくない🤔
— ちゃむ®︎BOY👶🏻5ヶ月 (@cham13254802) May 12, 2021
あおぞら銀行BANKが0.2で最高だけど15歳未満NG😭
金利で選ぶとオリックス銀行のeダイレクト預金の定期がいちばんかな?キャッシュカードがなくて、現金入金NGってかなり引っかかるけど pic.twitter.com/xcgp2TVVem
オリックス銀行は月2回まで他行宛振込手数料が無料ですが、そもそも、まずオリックス銀行に振込をしなければならないので、「他行宛振込手数料無料」のメリットは活かしにくいですね。
オリックス銀行で定期預金を作るには、他行から振込(手数料は顧客負担)をする必要があり、定期預金を解約するにもオリックス銀行からその他の銀行に振込(手数料は無料)をする必要があります。
オリックス銀行のメリット・デメリットまとめ
オリックス銀行のメリットデメリットについて書いてきました。
オリックス銀行で口座開設をする際にはぜひご参考にしてください。
というわけで今回のまとめです。
- オリックス銀行は旧山一証券の子会社銀行が発祥
- 5年定期で金利0.23%の高金利
- 金利の高い金銭信託の取り扱いがある
- 通帳を発行してもらえない
- キャッシュカードを発行してもらえない
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