いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

チケット流通センターでチケットを購入する際のリスク

野球チケットってそれなりの値段がしますよね。

ちょっとでも安いチケットがないかな・・。

そうおもって、少しでも安いチケットを探して、チケット流通センターにたどり着く人も多いのではないでしょうか?

でも、チケット流通センターでチケットを購入しても大丈夫なのか。

ちょっと不安ですよね。

チケット流通センターでチケットを購入すると、どんなリスクがあるのでしょうか?

調べてみました。

 

 

本人確認が行われる可能性

チケットには名前が記載されていて、入場時に本人確認が行われる可能性もあります。

本人確認が行われた結果、入場できないというケースも多々あるそうです。

とくにコンサート系は転売ヤーが多いため非常に厳しくチェックされているケースがあるそうです。

 

特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(チケット不正転売禁止法)の第5条に「興行主等は、特定興行入場券の不正転売を防止するため、興行を行う場所に入場しようとする者が入場資格者と同一の者であることを確認するための措置その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする」とあるので、それを守っているという形になります。

 

「努めるもの」なので努力義務であり、本人確認をしてもしなくても良いことになっています。

なので本人確認を厳格にする場合もあれば、されていない場合もあります。

そのへんは事前に調べておく方が良いでしょう。

なお、本人確認によって入場できなかったとしても、それは買った方の責任となってしまいます。

 

売り手とのコミュニケーションの問題

どこの世界にも相手のことを考えない人というのは一定数存在します。

彼らはなかなか相手に対して連絡をしてくれません。

なかなか連絡がこない、コミュニケーションが取れないというのは不安になります。

売り手がどういう人かまったく分からないのは、チケット流通センターでチケットを購入する際の大きな問題点ですよね。

きちんと対応してくれる人ならいいですが、そうでないと、トラブルになってしまう事例もあるようです。

ぎりぎりで購入した方が安くなっている可能性もありますが、ぎりぎりで購入するとチケット受け渡しのスケジュールが厳しくなり「間に合わなかったら・・」と不安が大きくなる素でもあるので、公演ぎりぎりのタイミングでの購入は避けたほうが無難でしょう。