「暗記」得意ですか?
自分はめちゃくちゃ苦手でした。
そもそも覚えることがあまり好きじゃない。
覚えなくても別に良いじゃないか、忘れたら調べればいいじゃないか。
そういう人間でした。
今でもそのスタンスはあまり変わっていません。
でも暗記が苦手って、学校にいる間はいろいろ困りますよね。
特にテストとか・・
今回は、暗記嫌いな自分でも暗記できるようになった方法について書いていきます。
そもそもなぜ暗記方法を考えるようになったのか
暗記が大嫌いだった自分。
でも高校生になってそれだと困るようになったんですね。
というのも、自分の行った高校はいちおう進学校だったので、毎週英単語を50個覚えるっていう課題があったんですね。
40個以上覚えていれば合格、40個以下なら不合格になるというテストでした。
自分の場合、そもそも暗記が嫌いなので全然受からないんですね。
受からないと1単語につき10回書いて提出するという補習を課されてました。
50個を10回ずつ書くので500回書かなきゃならないという。。
まあそれでも良いかって思ってたんですけど、それはそれでかったるいなと思うようになりました。
500回も英単語テスト書くくらいやったら、覚えた方が楽かも知らん。。
そう思うようになったんですね。
暗記は一気にやっても無駄
そもそも、なんで自分が暗記が苦手だったのか。
それは毎日勉強するとかできないタイプだったからです。
基本的に英単語の暗記は、テストの前日に一気にやろう・・というか何もやってきてないので前の日しか覚えようとしていないという状態でした。
でも、暗記は一気にやろうとしてできるものではありません。
一部の天才や暗記が得意な人以外は、たとえば前の日に一時間かけて50個の英単語を覚えようとしても覚えられません。
なぜなら、24時間経つと人間の脳は50%から80%を忘れるからです。
当時の自分は、暗記が嫌いな上に、テストの前日に覚えようとして、寝たら完全に忘れている。
そういう状況を繰り返していました。
暗記は毎日少しずつやるのが良い
逆に言うと、英単語を暗記するなら、1週間かけて毎日10分ずつ7日やる方が覚えられます。
毎日10分、50個の英単語をそれぞれ確認していくだけです。
人間の記憶は、毎日見ると長期記憶として記憶されるようになります。
いうなれば、すごい美人に出会っても、1か月すると忘れてしまいますが、
ふつうの人でも毎日会っていると覚えることができますよね。
それと同じことなのです。
人間の脳は1日経つと80%を忘れてしまいますが、逆に言うと20%を覚えています。
なので、毎日英単語を10分かけて覚えていくと、一週間で8割近く覚えるのは簡単なのです。
計算してみると分かりますが、忘れてしまう英単語の数は毎日80%なので、7日間毎日覚えるとすると、忘れてしまう英単語の数は以下のようになります。
50×0.8×0.8×0.8×0.8×0.8×0.8×0.8=10.48
つまり39個の英単語は長期記憶として覚えられることになります。
これに短期記憶で11個の英単語を足せば、テストはクリアできますよね。
実際、この方法で英単語を覚えるようになってから、毎週42~43個くらいの英単語を覚えられるようになりました。