新幹線のグリーン車って、乗車するだけで結構な金額を払わなくちゃいけないけど、
じっさいのサービスってどんなものなのかな?
一度はこんな疑問、持ったことないですか?
グリーン車に乗ったら早く到着できるわけじゃないし・・
サービスがお金払った分だけの価値があるかわからないし・・
人生で一度は乗ってみたいけど、お金を払うかどうかは二の足を踏んでしまう。
その気持ち、よくわかります。
やっぱりね、サービスの違いっていうのは、サービスを受けてみないと分からない。
っていうわけで、今回グリーン車に人生で初めて乗車したので、違いについて徹底的に調べてみました。
グリーン車に乗ってみるか、やっぱりやめるか、皆さんの参考になれば幸いです。
座席が違う
新幹線のグリーン車と普通車では、座席が違います。
大きさやフカフカ感が全然違いました。
大きさが違う
グリーン車の座席幅は50㎝、自由席・指定席の座席幅は40㎝。
座席間隔はグリーン車1160㎜に対し、自由席・指定席の座席間隔は1040㎜。
グリーン車の方が空間が広いです。
数字にするとわずかな差に感じますが、実際に乗り比べてみるとかなり大きな差にかんじました。
座席のフカフカ感が違う
グリーン車の座席はソファーのようなフカフカ感がありました。
これ、普通車の座席と比べると全然違いましたね。
言葉で伝えるのは難しいですが、一度グリーン車に座ってしまうと、普通車の座席はかなり物足りなくかんじました。
すごく硬くかんじてしまうんですよね。
設備が違う
グリーン車には、「読書灯」「コンセント」「サイドテーブル」「座席を温める機能」などが付いています。
読書灯
はじめ見たときはなんなのかなあと思いましたが、読書灯だそうです。
私は昼間に乗ったので特に使いませんでしたが、夜乗車する場合には重宝するかもしれません。
コンセント
グリーン車のコンセントは座席に一つ準備されています。
ひじ掛けの前に2つのコンセントがあります。
普通車だとコンセントは窓際の足元にしかありません。
窓際の座席でないと使いにくいですよね。
サイドテーブル
グリーン車のひじ掛けの中にはサイドテーブルが格納されています。
取り出して設置すればこんな風に使えます。
このサイドテーブル、なんのためにあるのかなあと思っていましたが、足を組む時に便利なんですね。
座席の前のテーブルだと、足を組むと足が当たってしまう。
これじゃあコーヒーがこぼれてしまいますよね。
サイドテーブルにコーヒーを置いておけば、テーブルに足をぶつけることがないわけです。
自分のように足の長い人向けのサービスですね。
椅子を温める機能
ひじ掛けの横にボタンがついているんですね。
左のボタンはさっきご紹介した読書灯のボタンです。
右のボタンを押すと足を温めてくれます。
レッグウォーマー機能が作動するようになっています。
サービスが違う
新幹線のグリーン車には「おしぼり」と「雑誌」のサービスが付いてきます。
おしぼり
グリーン車に乗車するとおしぼりのサービスがあります。
このおしぼり、普通のおしぼりと違って厚手で気持ちいいです。
芸能人の方もお気に入りの方が多いそうですね。
雑誌
雑誌が2冊用意されていて、持ち帰り自由となっています。
Wedge(税込550円)という雑誌は新幹線の車内販売でおなじみ。
けっこうアカデミックな内容になっていて娯楽誌というかんじではないです。
ひととき(税込550円)という雑誌もあります。
京都観光に行くなら読みたい内容でしたが、今回は帰省なので特に開かず。
好きな雑誌を一冊プレゼントなどの特典にしてくれた方がありがたいかもしれません。
グリーン車にはグリーン料金分の価値があるのか
グリーン料金払った分だけの価値がグリーン車にあるのかどうか。
それは個々人の価値観なのでむずかしいところではあります。
でも、個人的に乗ってみた感想としては、新幹線は長距離長時間移動になるので、普通車に乗ると体は疲れますから、そういう観点からみるとグリーン車はすごく快適。
グリーン車にはお値段なりの価値があるなあと思いました。
ただ、毎回グリーン車に乗車していたらお金が続かないので、ほんとうに体がしんどかったり、たまの贅沢っていう時の利用に使用する程度にしておこうと思います。