いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

社労士試験に不合格!不合格の理由を考えた

2024年社労士試験落ちました。

自己採点の結果、選択式は雇用保険が1点で足切り、択一式が39点という結果。

前回の択一式32点からはかなり成績アップし、選択式も自信をもって答えられる問題が多かったので、頑張ってはいた・・と思いますが、明らかに努力不足だった・・と思います。

今回は私がなぜ失敗したのかについて、自分なりに考察してみたのでまとめてみました。

こういう風に受験すると失敗するという見本なので、これから勉強する方の参考になるかと思います。

 

 

落ちた理由①苦手科目の存在

苦手科目を作ってしまったのが今回の社労士試験での最大の失敗でした。

私の苦手科目は、「労安」「労一」「社一」です。

択一では、「労安」0点「労一」2点「社一」2点という結果。

4/13点は少し足を引っ張りすぎでした。

 

社労士試験はどの科目も2割の難問が出るので、1科目6~8点くらい取れれば良い方です。

 

1科目6点取れれば、6×7=42点・・あと一歩

1科目7点取れれば、7×7=49点・・合格確実

1科目8点取れれば、8×7=56点・・神の領域

 

実質56点が満点みたいなテストなので、苦手があるとアウトです。

 

落ちた理由②知識の曖昧さ

知識は1年目よりかなり定着してきましたが、まだまだ甘かったです。

雇用保険では数字問題をことごとく落とし、選択式で試合終了させてしまいました。

あいまいな知識では勝てない・・社労士試験の厳しさを痛感しました。

知識を「がっちり固める」ことが社労士試験には本当に大事です。

 

落ちた理由③スケジュールが曖昧

1年間のスケジュールをきちんと組まなかったのも敗因です。

とにかく問題集をがむしゃらに解いていましたが、テキストとの連携をさせていなかったので、問題を解いたわりには知識の定着が薄かったです。

また、最後の方で何をやるのかをきちんと組み立てていなかったので、とくに終盤になって、行き当たりばったりの対策になってしまいました。

おそらくこれが苦手科目を作ってしまった一番の要因になったと思います。

どういうことを1年間取り組むのかについて学習初期に真剣に考えてスケジュールをしっかり組んで学習することが非常に大事です。

当たり前ですがね・・。

学習初期で分からない人はYouTubeとかでいろいろ載ってるので参考にしたらよいと思います。

 

落ちた理由④教材選びに失敗

「ユーキャンの通信教育」と「大原のトレ問」と「TACの問題集」と「過去問5年分」で対策しましたが、明らかに失敗だったのが「ユーキャンの通信教育」です。

正直、通信教育としては値段が高く、合格できるレベルの教材ではないとかんじました。

動画講座などで学習できると思っていましたが、そういうものがなく、結局テキストを読むだけなので、独学となんら変わらない・・。

テキストは分かりやすいのですが、「どうやったら合格するか」のところがイマイチだったなあと思います。

正直どの教材を選ぶかでもけっこう結果は変わってくる気がします。

社労士にこれから挑戦される方は、自分に合った教材を真剣に選ぶところから始めたほうが良いです。