読書が時間の無駄だって思ってる人、一定数いるそうです。
個人的には読書に人生を支えてもらってる人間なので、読書が時間の無駄なんてことはないと思ってますが・・
読書なんて時間の無駄なんでしょうか?
無駄か無駄じゃないかは自分自身が決める
そもそもなんですが、何をやっていても、時間の無駄だったかどうかなんて、自分自身の価値判断でしかないんですよね。
読書が時間の無駄だって思う人にとっては読書は時間の無駄。
読書の時間が有意義だって思う人には、読書の時間は有意義。
だから、時間の無駄だと思っている人に何を言っても、その考えを変えることなんてないと思うんです。
その人の価値観だから、そう簡単に変わるわけはない。
唯一変わるとしたら、読書が時間の無駄だって思ってる人が、たまたま本を読んで、読書の時間が有意義だってかんじる機会を待つしかない。
でも、本人は時間の無駄だと思ってるから本を読む機会自体が少ない。
だから、読書が時間の無駄だって思ってる人が、読書が有意義だって思うようになることは多分ほぼ無いんでしょうね。
自分が本を読んで良かったと思った瞬間
自分は読書の時間は有意義なこともあると思っています。
読書がすべからく有意義なわけではないです。
それは「どんな映画を観ても感動して人生が変わる」訳ではないのと同じ。
有意義な時間をくれる本もあれば、時間の無駄って本もある。
本を読んで有意義だったなって思った瞬間ってみんなそれぞれあると思うんですが、自分の場合は以下の2点で、本を読んでいて良かったなあと思ってます。
新しい価値観との出会い
本を読むと新しい価値観に出会えます。
これは間違いない。
なぜなら本は他の人が書いたものだからです。
本にはその本を書いた人の価値観があふれています。
価値観って自分で産み出そうと思って産み出せる物じゃないし、自分で気づこうと思って気づけるもんでもないと思うんですよね。
やっぱり他の人との関わりの中で気づいていけるモノ。
もちろん日常的な人との関わりの中でも気づけるんですけど、読書は気づきを与えてくれる確率が他の体験と比較して高いような気がします。
今の自分が曲がりなりにも世の中で生きていけるのは本のおかげだと思ってます。
こころの安定
他人の価値観と触れることは、新しい角度から自分を見つめなおすことに役立ちます。
悩んでいるときに本を読むと、今までとは違った価値観に触れ、悩みが軽くなったり消えたりすることがあります。
自分はいつも無駄に不安や悩みを抱え込んでしまうタイプなんですが、そんな時に本を読んで他人の自分とは違う人生観や価値観に触れると、なんだか自分の悩みなんて大したことが無いようにかんじたり、悩みの解決の道筋を示してくれたようにかんじることがあります。