いろはにほへと

元証券アナリストのひとりごと

火災保険はどう決めた? 手厚くしたこと、節約したこと、重視したこと

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住宅のお引渡し前に必ず手続きをしておかなければならない手続の一つ。

それは火災保険加入の手続きです。

我が家の場合は住友林業のグループ会社で保険加入をしました。

 

火災保険は今、いろいろな会社が販売をしています。

もちろん探せばハウスメーカーで紹介してくれるところよりも安く加入できるところもあります。

が、今回我が家は、あえてハウスメーカー紹介の保険会社を選びました。

 

 

火災保険支払請求時の対応を重視した

我が家が火災保険をハウスメーカーが紹介してくれた代理店で加入した理由。

それは「火災保険支払請求時の対応」を重視したからです。

 

火災保険は、火災などで家に損害が出た場合に、火災保険を請求して保険金を支払ってもらうために入ります。

いざ支払いを請求した時に、払ってもらえないのでは火災保険が支払われないのではいみがありません。

なので、火災保険請求時の対応に、悪い口コミがある会社は避けました。

自分が実際に損害を受けた際に、なかなか支払ってもらえないというのは避けたいですよね。

 

その点、ハウスメーカーの紹介してくれる子会社の代理店で加入すれば、以下の点でメリットがあると感じました。

 

  • 的確に請求してくれる
  • 手続きをほとんど代行してもらえる
  • 支払拒否の可能性が低い

 

ハウスメーカーの子会社なので、被害状況を的確に把握することが出来、より的確に火災保険を請求できると思います。

手続きはハウスメーカーと直接やり取りをしてもらえるので、自分が間に入っていろいろと手間をかける必要がありません。

また、ハウスメーカーの信用にも関わるので、理不尽に支払い拒否される可能性が低いだろうと思いますし、保険金が出なければメーカーも仕事が減る可能性がありますので、頑張って請求してくれるはず(⇐このへんはただの願望です)。

 

ということで、少しお金はかかりますが、住友林業のグループ会社で保険に加入しました。

 

少しでも火災保険料を安くするために

というわけで、保険料がお高めの火災保険に加入しましたが、かといって無条件に高くてもOKなんて馬鹿なことはしません。

少しでも火災保険を安くするためにあれやこれやと削減方法を検討しました。

我が家でやった火災保険料の削減方法は以下の3つです。

 

  • 火災保険料をクレジットカード払いにした
  • 免責額を大きくした
  • 10年一括払にした

 

火災保険料はクレジットカード払いにしました。

私は支払い料金を商品代金の1%OFFにしてくれるクレジットカードを持っているので、そちらで支払いをしました。

支払い金額は50万円ほどだったので、支払額は5千円ほど安くなりました。

 

また、免責額を「なし」から「10万円」にしました。

「免責額」とは、「火災保険会社が、保険加入者に、支払いを免責してもらえる金額」のことです。

「なし」にしておくと少額の被害でも保険金が下りるようになりますが、その分支払わなくてはならない火災保険料も高くなります。

少額の被害なら自分の預金から支払えるので、わざわざ火災保険で払ってもらう必要はないと考え、免責額を「10万円」に設定しました。

 

最後は保険料の一括払いです。

火災保険料を10年一括払いにすると、我が家の場合50万円ほどかかりました。

それでも、毎年支払いをするよりも割引が利くので、トータルで見るとコストはかなり安くなります。

次の支払い時に備え、毎月積立定期をしてお金を貯めています。

 

お金をかけてでも保障を手厚くした部分は?

住友林業の家は、ビッグフレーム構法で建築されていて、耐震性が非常に強い作りになっていることがウリです。

自分もその部分はかなり信用していて、大地震が来ても自分の家は大丈夫と思っています。

もちろん物事には絶対はありませんが。

 

自分は小学生の時に阪神大震災を経験していて、地震の怖さを身をもって体験しています。

少し震源地から離れていたので無事でしたが、神戸の街並みが燃えていくのをテレビで見ながら呆然としていました。

 

すこし前置きが長くなりましたが、何が言いたかったかというと・・

 

地震は地震だけでなく、火災も呼ぶ。

 

このことには注意しておかなければならないと思っています。

いくら耐震性の優れた家に住んでいても、火災には耐えることが出来ません。

もし隣の家が燃えれば、自分の家も類焼してしまうでしょう。

 

そして、ここからが大事なのですが、地震による火災による被害は、火災保険ではカバーしてくれないということです。

地震による火災による被害は、地震保険でしかカバーしてもらえません。

しかし、地震保険は被害の50%までしか最大でも保障してくれません。

 

なので、我が家の場合は、地震火災特約を付与しました。

この特約を付けると、地震による火災による損害を100%補償してもらえるようになります。

正直、かなり高い特約料がかかるのですが、背に腹は代えられないし、そうなった時のリスクを考えると・・ということで付保しました。