2022年3月22日、16日に起こった仙台の地震で福島県の火力発電所がストップしたことと、3月に似合わず雪が降ったことで、電力不足が発生し、東京電力管内で電力需給ひっ迫警報が発令されました。
節電をしないと停電になる可能性があるということで、各所で節電が呼びかけられ、スーパーの蛍光灯が切られたり、東京タワーの電飾が切られたりしました。
今回の件で実感したのが、エネファームがあるとすごく安心できるということ。
いざというときに最低限の生活を保障してくれるものがあるって助かりますね。
エネファーム+床暖房で寒さをしのげる
エネファームを設置する方は床暖房も設置することが多いと思います。
床暖房はガスで沸かした温水を床の下に循環させて部屋を温めるので、電気を利用しません。
停電になっても部屋を温めることができます。
東京なら真冬でも床暖房だけで部屋全体を温めることも可能です。
床暖房は部屋全体を温めるまでに時間がかかりますが、床にゴロンとして毛布などを被っておけば、ものすごく温かいです。
エネファームの発電で光源+テレビ+冷蔵庫は稼働できる
エネファームが稼働していると、停電時でも0.5kwの自家発電ができます。
これくらい発電されていると、部屋の電気、テレビ、冷蔵庫、スマホの充電は稼働させることができます。
一方で、熱を発する系の暖房・冷房・IH・電子レンジは0.5kw以上の発電が必要なので使えません。
ただ、料理はガスコンロですることができますし、暖房は先ほど話したように床暖房で十分カバーすることができます。
停電しても必要最低限の電気を得ることができるので助かります。
東京ガス : ガス機器・設備 / エネファーム / ご利用中のお客さま向け(停電時発電継続機能・Q&A・解説ムービー)
▲エネファームの非常用電源▲
停電になると冷蔵庫が使えなくなってしまうので、冷蔵庫の電源を非常用電源に切り替えしやすいよう、冷蔵庫の近くにコンセントを設置してあります。
▲ふだんの発電状況▲テレビ、冷蔵庫、電気をつけているだけだと、100%エネファームの発電だけでまかなうことができます。
じっさいに停電にならなくても安心感がある
今回の電力需給ひっ迫警報で実感したのは、エネファームがあると停電しても困らないとわかっているので、安心感があります。
災害なんかが起こってもある程度問題なく生活できるということが実感できました。
また、省エネの呼びかけに対しても、そもそも普段から電力会社の電気を使用していないので、気兼ねする必要がありません。
エネファームは災害に強いと聞いていましたが、じっさいにその通りです。
正直、エネファームはコスパが高い機器とは言いにくいのですが、災害対策としては導入して後悔はないかと思います。