住宅ローンの借入審査をしているときにどうしても転職したくなった。
そんな人もいるでしょう。
自分も転職した口なので、その辺の気持ち、よく分かります。
でも、住宅ローン審査中の転職は絶対避けなければなりません。
住宅ローンの審査中に転職するとばれます
そもそも、住宅ローンの審査中に転職するとばれます。
なぜ銀行は分かっちゃうのかというと、「在籍確認」と言われる電話を勤め先の会社にするからです。
これは民間銀行なら住宅ローンを申込する際に説明してくれます。
転職していれば会社への在籍が確認できなくなります。
というわけでばれるわけです。
一回電話を受けているから大丈夫。
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、在籍確認の電話を「いつ」しなければいけないかは、銀行によって違ってきます。
もし、融資を受ける前日に電話がかかってきたら・・。
転職がばれると審査に落ちます
在籍確認でかりに転職がばれてしまった場合はどうなるのでしょうか?
その場合は審査に落ちます。
仮承認に通っていようが、正式承認に通っていようが、審査結果を取り消され、落ちます。
銀行の審査結果通知書には、こういった事態に備え「申込時と著しい差異が生じた場合」は審査が取り消されますと書いてあります。
「転職してしまった=申込時と著しい差異が生じた場合」とみなされるので、転職すると審査結果が取り消されてしまいます。
住宅ローンを借りてから転職するのはOK
じゃあ、転職したかったらどうすればいいのか?
それは簡単、住宅ローンを借入してから転職すればよいのです。
これは自由です。
基本的に住宅ローンは借入をしてしまったら、返せないなどの特殊なことが起きなければ銀行から借入人に連絡を入れることはありません。
また、銀行との借入書類にも「転職禁止」とは書いていません。
銀行に限ったことではありませんが、契約書に記載の無いことをしてもまったく問題ありません。
なので住宅ローンを借りてから転職しても問題ありません。