ネット上で住宅ローンの相談をすると、やめとけっていうアドバイスが圧倒的に多いですね。
中にはそんなにもんだなさそうに見えても、やめとけアドバイスを受けている質問スレも多いです。
なぜネット上には住宅ローンをやめとけっていうアドバイスが多いのでしょうか?
赤の他人に借金を勧めるのは難しい
そもそもですが、あなたは赤の他人に借金を勧められるでしょうか?
友人・家族でさえそんなことなかなか勧められないですよね。
ヤフー知恵袋なんかで相談すると、まず間違いなく住宅ローンの借り入れに否定的な意見が大勢を占めますが、それは冷静に考えれば当たり前のことで、普通の感覚なら他人に住宅ローンを借りていいか相談されても、普通はやめた方が良いってアドバイスになるでしょう。
他人の家計状況なんて分からない
他人の家計状況なんて、分かる人はいないと思うんですね。
分かる人いますか?
僕はネット上では仮名で2,000万円以上の金融資産を持っていることを公開していますが、現実の世界で僕を見ても、実は僕が2,000万円以上の金融資産を持っているなんて、傍からみたら誰も分からないと思います。
僕の知り合いでもほとんどの人は知らないし、兄弟姉妹だって知らない。
親だって知らないです。
他人の家計状況なんて普通は公開されてないし、されていても部分的でしかないから、そんな状況で判断しろと言われても、それは無理ですよねって話です。
それなりに責任感があれば、他人の家計状況がよく分からない中で住宅ローンを借りた方が良いかどうかなんて、判断できるわけがないんです。
自分は家を買えないからというやっかみ
あと、もう一つ言えるのは、ただのやっかみパターンですね。
ネット上の意見を読んでいると、否定的な意見ほど、その背景にやっかみが見えるパターンが多いです。
本人は理屈でもって書いているつもりでも、透けて見えちゃってる。
否定的な意見には、この「やっかみ」パターンも非常に多いような気がします。
一見理路整然と書いてあるかのように見えるから余計に質が悪いです。
住宅ローン破綻者は50人に1人
住宅ローンをやめた方が良いっていう方が簡単なんですよね。
自分は責任を負いたくないし、負えないし。
だからネット上の相談の回答は、ふつうはやめておけって言います。
理屈はいくらでもつけられるから。
でも、住宅ローンで破綻している人は50人に1人くらいなんですよね。
ほとんどの人はきちんと返済している。
だから過剰に心配する必要性はないと僕は思っています。
ネットを見るより自分で考えよう
かといって50人に1人の中に自分が入ってしまう可能性はないとは言えません。
だからこそ自分の頭でしっかり考える必要があるのです。
住宅ローンで破綻しても責任は自分しか取れません。
周りの人は責任を取ってはくれないのです。
ネットでなんやかやと質問する暇があったら、自分でライフプラン表などを作成して考えた方がよほど意味があるでしょうね。
どう考えてよいか分からない人は、以下の2点を抑えると良いでしょう。
ちなみに、住宅ローンの借入で考える点は2点。
- 毎月返済額が、収入の25%以内であること
- 60歳になった時に、残ったローンを一括で返済できること