階段下のトイレは、階段下のデッドスペースを解消してくれて、かつ有効活用できるので、注文住宅を建てようとしている方なら、どなたでも一度は検討したことがあるのではないでしょうか?
でも、使い心地はどうなのか? 狭くないのか? その辺で悩んでいる人も多いと思います。
今回は、階段下トイレを実際に導入した自分が、1年間使ってみた感想を中心にお伝えしたいと思います。
我が家の階段下トイレの概要
まずは我が家の階段下トイレの概要説明から。
・階段9段目から13段目の下に位置してます
・大きさは0.4坪
・タンク付きトイレ
トイレに対するこだわりがほぼ0だった我が家。
設備はすべて住友林業の標準仕様です。
気になる天井はこんなかんじです。
総評
まず総評から言うと、普段使いには特にデメリットはかんじないです。
用を足すときに困ることはなく、ストレスをかんじることもありません。
もう少し不便をかんじるかなと思っていたのですが、想定以上に何の問題もありませんでした。
そもそも就寝時のサブトイレとして設置しているので、そこまで使わないという要因もあるかもしれませんが。
メリット
階段下トイレのメリットと言えば、デッドスペースの有効活用が出来るということにつきます。
我が家は建坪30坪に満たない狭小住宅なので、はじめから一階トイレは階段下と決めていました。
狭小住宅の場合はスペースとの戦いです。
階段下トイレはデッドスペースの有効活用の大きな味方です。
デメリット
デメリットはやはり、狭いってことですね。
特に便座に座った時が一番狭さをかんじます。
自分は身長180cmなのですが、座って用を足そうとすると、壁に足がつきそうになります。
用を足す時間は長くても5分程度なので、そこまで大きなストレスにはなりませんが、これが階段下でなければもう少しゆったりできるのになあと思うことはあります。
注意点
階段下にトイレを設置する際の注意点は2つあります。
まず1つ目は、「他人に見られるのがイヤ」って思う人(見栄っ張りな人)は場合によっては作らない方がいいのかなと。
特に1階にリビングを作る場合は、気をつけたいポイントです。
2階リビングで、1階は完全に家族用とかなら問題ないと思います。
2つ目は、設計士さんの腕に注意した方が良いかなと。
階段のどの部分からどのようにトイレを配置するかというのは、使う人の身長・家族構成等も勘案して慎重に考えなければならないポイントです。
かなり設計士さんの腕が問われるポイントだと思います。